株式会社 GSユアサ(社長:村尾 修、本社:京都市南区。以下、GSユアサ)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)のグリーンイノベーション基金事業として採択された全固体電池の研究開発について、大阪公立大学(学長:辰巳砂 昌弘、所在地:大阪府大阪市、堺市)との共同研究を開始しました。
GSユアサは、独自開発してきた高性能な固体電解質を活用し、従来の蓄電池を凌駕する性能を備えた全固体電池の開発を行っています。この実績が評価され、2022年4月にNEDO「グリーンイノベーション基金事業/次世代蓄電池・次世代モーターの開発」※に採択されました(採択テーマ名:「先進固体電池開発」)。大阪公立大学 大学院工学研究科 応用化学分野 無機化学研究グループ(林 晃敏教授)は、固体電解質の劣化解析において、これまでも多数の優れた研究成果を報告されてきた実績があり、GSユアサが独自開発している固体電解質の分析・解析について共同研究を行うことで、本プロジェクトを加速させてまいります。
GSユアサは本プロジェクトの早期の目標達成を目指し、電動車をはじめとするさまざまな用途に向けた次世代電池の技術開発を通じて、カーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。
【「先進固体電池開発」の開発項目】
1.⾼いイオン伝導度と優れた耐⽔性を兼ね備えた固体電解質の開発
2.コバルト含有量が少ない⾼容量正極開発
3.⻑寿命かつ⾼容量を有する負極開発
4.⼤量⽣産を可能にするセル設計・製造プロセス開発
※本事業は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業(JPNP21026)により実施されるものです。
【参考】2022年4月19日ニュースリリース
NEDOグリーンイノベーション基金事業「次世代蓄電池の開発プロジェクト」に採択
~独自開発の高性能固体電解質を活用した全固体電池の実用化を加速~
https://www.gs-yuasa.com/jp/newsrelease/article.php?ucode=gs220410174818_1152
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