環境パフォーマンス、環境会計

Environmental Performance and Environmental Accounting

環境パフォーマンスデータ

当社グループにおける環境パフォーマンス

適用範囲

対象範囲
当社グループの生産拠点(国内:9事業所、海外:14事業所)
温室効果ガス排出量に関する適用範囲

(1) スコープ1、2の適用範囲は、上記の対象範囲と同一です。

(2) スコープ3の適用範囲については、カテゴリごとに算定範囲を明示しています。

スコープ2に関する温室効果ガス排出量

(1) スコープ2排出量はマーケット基準*を用いて算出したCO2排出量を開示しています。

(2) スコープ2排出量の算出における換算係数は次の公表値を使用しています。ただし、再エネ由来電力の換算係数をゼロに設定しています。
国内:地球温暖化対策推進法に基づいて公表される各電力会社の年度ごとの係数
海外:IEA(国際エネルギー機関)が発行する「Emissions Factors」で公表される年度ごとの係数

備考

(1) CO2以外の温室効果ガスについては、当社グループの事業活動との関連性が小さく、排出量が極端に少ないため、算定対象外としています。

(2) エネルギー使用量およびCO2排出量は、第三者による検証を実施しています。

(3) すべてのデータは見直しを行った上で情報開示しています。

購入している電気の契約内容に基づいてスコープ2排出量を算出する手法(再生可能エネルギー調達量を考慮した算出方法)

国別のCO2排出量と水使用量(2024年度)

CO2排出量
(t-CO2
水使用量
(m³)
日本 151,135 2,417,899
中国 1,944 9,371
台湾 15,273 85,298
ベトナム 7,187 163,149
マレーシア 970 12,501
インドネシア 55,709 288,759
タイ 26,407 643,646
トルコ 34,445 678,235
イギリス 4,450 74,163
アメリカ 7,635 41,076
オーストラリア 10,669 40,936
ハンガリー 164 478
合計 315,986 4,455,512

生産拠点別のCO2排出量と水使用量(2024年度)

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生産拠点 CO2排出量
(t-CO2
水使用量
(m³)
日本 株式会社 GSユアサ(京都事業所、長田野事業所、群馬事業所、栗東事業所、川越事業所) 115,740 1,348,122
株式会社 GSユアサ エナジー 26,522 841,557
株式会社 GSユアサ茨城 4,366 148,962
株式会社 GSユアサ モールディングス 2,801 39,677
株式会社 GSユアサ 安曇野 1,706 39,582
中国 杰士電池有限公司 1,944 9,371
台湾 台湾杰士電池工業股份有限公司 15,273 85,298
ベトナム GS Battery Vietnam Co., Ltd. 7,187 163,149
マレーシア GS Yuasa Battery Malaysia Sdn. Bhd. 970 12,501
インドネシア PT. Trimitra Baterai Prakasa 27,408 120,349
PT. Yuasa Battery Indonesia 28,301 168,410
タイ Siam GS Battery Co., Ltd. 14,019 438,368
Yuasa Battery (Thailand) Pub. Co., Ltd. 7,300 155,557
GS Yuasa Siam Industry Ltd. 5,087 49,721
トルコ Inci GS Yuasa Aku Sanayi ve Ticaret Anonim Sirketi 34,445 678,235
イギリス GS Yuasa Battery Manufacturing UK Limited 4,450 74,163
アメリカ Yuasa Battery, Inc. 7,635 41,076
オーストラリア Century Yuasa Batteries Pty. Limited 10,669 40,936
ハンガリー GS Yuasa Hungary Ltd. 164 478

スコープ1、2排出量の推移(単位:t-CO2

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項目 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
スコープ1排出量 63,867 67,085 64,841 57,838 58,153
スコープ2排出量 284,985 285,785 249,204 270,299 257,833
合計 348,852 352,870 314,046 328,138 315,986

スコープ3排出量(2024年度)

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No. カテゴリ CO2排出量
(t-CO2
算定範囲
1 購入した製品・サービス 940,714 (株)GSユアサ(製品の製造に直接関連する物品)
2 資本財 160,843 当社グループ
3 Scope1、2に含まれない燃料及びエネルギー関連活動 60,434 当社グループの生産拠点(国内:9事業所、海外:14事業所)
4 輸送、配送(上流) 7,979 (株)GSユアサ(特定荷主*に係る貨物輸送に限定)
5 事業から出る廃棄物 1,408 国内生産拠点(9事業所)
6 出張 881 国内生産拠点(9事業所)
7 雇用者の通勤 2,562 国内生産拠点(9事業所)
12 販売した製品の廃棄 18,412 (株)GSユアサ(製造した鉛蓄電池の廃棄)
合計 1,193,233  

エネルギーの使用の合理化などに関する法律に基づく年間貨物輸送量が3千万トンキロを超える荷主

取水量の推移(単位:m³)

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水源 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
工業用水(第三者の水) 2,412,307 2,259,858 2,129,786 2,101,644 2,111,376
地下水 1,530,950 1,507,990 1,440,132 1,536,266 1,544,434
上水(第三者の水) 789,858 832,153 795,278 790,963 799,702
合計 4,733,116 4,600,001 4,365,196 4,428,873 4,455,512

本表以外の水源からの取水はありません。

排水量の推移(単位:m³)

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放流先 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
河川 1,964,975 1,843,706 1,741,475 1,793,963 1,898,020
下水道 1,935,404 1,880,884 1,702,239 1,710,687 1,691,371
合計 3,900,379 3,724,591 3,443,714 3,504,651 3,589,391

事業所から海洋や事業所外の水処理施設への放流はありません。

環境配慮製品の販売比率

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2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
34.8% 36.5% 36.4% 38.7% 36.7%

鉛蓄電池の鉛原材料に占める再生鉛使用量の比率

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2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
54.6% 63.3% 56.5% 65.7% 72.4%

国内事業所における環境パフォーマンス

適用範囲

対象範囲
国内9事業所:(株)GSユアサ(京都事業所、長田野事業所、群馬事業所、栗東事業所、川越事業所)、(株)GSユアサ エナジー、(株)GSユアサ茨城、(株)GSユアサモールディングス、(株)GSユアサ安曇野
スコープ2に関する温室効果ガス排出量

(1) スコープ2排出量はマーケット基準*によって算出したCO2排出量を開示しています。

(2) スコープ2排出量の算定においては、地球温暖化対策推進法に基づいて公表される各電力会社の年度ごとの係数を使用しています。ただし、再エネ由来電力の換算係数はゼロに設定しています。

備考

(1) 輸送に係る環境パフォーマンスは(株)GSユアサの実績値です。

(2) エネルギー使用量およびCO2排出量は、第三者による検証を実施しています。

(3) すべてのデータは見直しを行った上で情報開示しています。

購入している電気の契約内容に基づいてスコープ2排出量を算出する手法

環境パフォーマンスデータ(2024年度)

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区分 製品ライフサイクル 項目 単位 実績 内容 内訳 備考
INPUT 製造 主要材料使用量 t 198,821 新規材料 101,702 鉛、硫酸、プラスチックなど
再生材料 97,119
水使用量 2,417,899 工業用水 1,082,991 第三者の水
地下水 1,032,999  
上水 301,909 第三者の水
エネルギー使用量(原油換算) kL 84,196 電気 70,104  
都市ガス 10,913  
液化石油ガス 3,016  
灯油、揮発油、軽油 163  
輸送 エネルギー使用量(原油換算) kL 3,014 揮発油、軽油 3,014 貨物輸送量に基づくエネルギー使用量
廃棄 使用済み製品の回収量 t 4,944 産業用電池、電源装置 4,944  
OUTPUT 製造 廃棄物排出量 t 15,640 廃極板、廃電池、廃ペースト 4,873  
金属屑 489  
リチウムイオン電池 4,412  
紙屑、生ごみ 1,055  
汚泥 1,134  
廃酸、廃アルカリ 1,063  
廃プラスチック 1,088 (株)GSユアサにおける排出量:508t
木屑 558  
その他 968  
再資源化量(廃棄物) t 15,079 廃極板、廃電池、廃ペースト 4,873  
金属屑 480  
リチウムイオン電池 4,412  
紙屑、生ごみ 970  
汚泥 1,013  
廃酸、廃アルカリ 976  
廃プラスチック 972  
木屑 489  
その他 893  
最終処分量(廃棄物) t 561 廃極板、廃電池、廃ペースト 0  
金属屑 8  
リチウムイオン電池 0  
紙屑、生ごみ 85  
汚泥 121  
廃酸、廃アルカリ 87  
廃プラスチック 117  
木屑 69  
その他 75  
排水量 2,024,785 公共用水域 1,198,111 河川
下水道 826,675  
CO2排出量 t-CO2 151,135 電気 122,008 スコープ2排出量
都市ガス 21,709 スコープ1排出量
液化石油ガス 6,984
灯油、揮発油、軽油 434
輸送 CO2排出量 t-CO2 7,979   7,979 スコープ3排出量(カテゴリ4)
廃棄 再資源化量(使用済み製品) t 4,093   4,093  
最終処分量(使用済み製品) t 851   851  

水質・水量の認可・基準・規則に関する違反状況(2024年度)

項目 罰則を伴う法令違反件数 行政処分件数
取水 0 0
排水 0 0

環境パフォーマンス推移データ

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区分 項目 単位 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
INPUT 主要材料使用量 t 186,225 188,020 186,298 193,473 198,821
水使用量 2,455,407 2,348,351 2,256,768 2,380,824 2,417,899
生産におけるエネルギー使用量(原油換算) kL 96,772 98,869 99,872 100,758 84,196
物流におけるエネルギー使用量(原油換算) kL 3,409 3,598 3,302 3,040 3,014
使用済み製品の回収量 t 5,006 4,773 4,573 4,515 4,944
OUTPUT 再資源化量(廃棄物) t 11,126 12,083 12,625 13,634 15,079
最終処分量(廃棄物) t 598 504 633 625 561
排水量 2,171,530 2,020,468 1,960,932 2,034,434 2,024,785
生産におけるCO2排出量 t-CO2 146,888 134,505 109,634 133,325 151,135
物流におけるCO2排出量 t-CO2 8,953 9,484 8,702 8,039 7,979
再資源化量(使用済み製品) t 4,156 3,952 3,782 3,733 4,093
最終処分量(使用済み製品) t 850 822 791 782 851

主要原材料消費量の推移

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項目 単位 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
t 139,299 139,669 134,251 139,087 143,162
硫酸 t 30,189 30,899 29,286 29,193 30,698
プラスチック t 13,800 13,351 13,493 14,591 13,193

PRTR法対象物質の排出移動状況(単位:kg)

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PRTR法対象物質 事業所 大気
への排出
公共用水域
への排出
下水道
への移動
当該事業所の
外への移動
合計
鉛化合物* 京都 150.0 0.0 5.1 13,000.0 13,155.1
長田野 46.0 0.0 6.0 1,100.0 1,152.0
群馬 29.0 3.8 0.0 200.0 232.8
GSユアサ エナジー 9.0 2.7 0.0 2,800.0 2811.7
GSユアサ茨城 8.0 6.1 0.0 30.0 44.1
GSユアサ安曇野 6.9 0.0 0.0 11.0 17.9
砒素および
その無機化合物*
京都 2.4 0.0 0.4 3.3 6.1
群馬 0.0 0.5 0.0 0.0 0.5
GSユアサ エナジー 0.0 0.0 0.0 0.6 0.6
アンチモンおよび
その化合物
京都 0.0 5.1 0.4 1.2 6.7
長田野 0.0 0.0 1.8 0.0 1.8
群馬 0.0 1.9 0.0 0.0 1.9
GSユアサ エナジー 0.0 0.0 0.0 0.5 0.5
マンガンおよび
その化合物
京都 0.0 0.0 0.0 1,900.0 1,900.0
長田野 8.8 0.0 0.0 0.2 9.0
栗東 0.0 0.0 0.0 1,900.0 1,900.0
ニッケル化合物* 京都 0.0 0.0 0.0 4,500.0 4,500.0
長田野 2.9 0.0 0.0 0.3 3.2
栗東 0.0 0.0 0.0 2,800.0 2,800.0
コバルトおよび
その化合物
京都 0.0 0.0 0.0 1,600.4 1,600.4
長田野 0.2 0.0 0.0 0.2 0.4
栗東 0.0 0.0 0.0 1,100.0 1,100.0
塩化メチレン
(ジクロロメタン)
GSユアサ茨城 1,900.0 0.0 0.0 50.0 1,950.0
N,N-ジメチルホルムアミド GSユアサ モールディングス 2.0 0.0 400.0 1,500.0 1,902.0
ほう素化合物 長田野 2.5 0.0 0.0 1,000.0 1,002.5
N-メチル-2=ピロリドン 京都 7,300.0 0.0 0.0 2,748.0 10,048.0
長田野 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
栗東 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
ジエタノールアミン 長田野 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

特定第1種指定化学物質製造

環境会計

集計基準

対象組織
国内9事業所((株)GSユアサ(京都、長田野、群馬、栗東、川越)、(株)GSユアサ エナジー、(株)GSユアサ茨城、(株)GSユアサ安曇野、(株)GSユアサモールディングス)
ただし、事業エリア内コストのうち環境に関する設備のコストは構内関連企業の実績を含んでいません。
対象期間
2024年4月1日〜2025年3月31日
参考
環境会計ガイドライン2005年版(環境省発刊)

環境保全コスト(事業活動に応じた分類)

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分類 主な取り組みの内容 合計
(千円)
事業エリア内コスト(合計) 2,044,637
内訳 ①公害防止コスト 大気汚染防止に関する活動 483,441
水質汚濁防止に関する活動 1,026,783
②地球環境保全コスト 温暖化ガス排出削減に関する活動 196,904
③資源循環コスト 廃棄物の適正処理に関する活動 337,510
上・下流コスト*1 環境負荷低減のための追加的活動 18
管理活動コスト*2 社員教育・ISO 14001維持管理活動 4,480
研究開発コスト 環境に配慮した研究開発活動 8,948,000
社会活動コスト 環境に関するボランティア活動 5,130
環境損傷対応コスト 土壌汚染対策に関する活動 4,890
合計 11,007,154

環境保全対策に伴う経済効果

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分類 主な項目 金額
(千円)
水使用効率化に伴う経済効果 水使用量、排水量の削減金額*3 2,894
省エネルギー効果 電気・重油・ガス(都市ガス・LNG・LPG)の削減金額*3 -325,689
廃棄物削減効果 産業廃棄物の処理費用削減金額*3 -19,816
再資源化効果 廃棄物の再資源化・再利用に貢献した金額 621,389

環境保全効果

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分類 主な項目 物量 単位
事業活動に投入する資源に関する環境保全効果 再生水使用量 1,127,418
水使用削減量*3 -37,076
エネルギー削減量(原油換算)*3 16,562 kL
事業活動から排出する環境負荷および廃棄物に関する環境保全効果 CO2削減量*3 -17,810 t-CO2
排出廃棄物削減量(最終処分量)*3 64 t
排水削減量*3 9,649
排出廃棄物のリサイクル量 15,079 t
リサイクル率*4 96 %
[水質] 排出鉛量 24 kg
[大気]排出鉛量 249 kg

1上・下流コストには、コンサルタント費用と容器包装リサイクル法による再商品化委託料を集計しています。

2管理活動コストには、社員教育・ISO 14001の維持管理費用のほか、情報開示に関する費用を含んでいます。

3前年度に対する削減値(マイナス値は増加値)を表しています。

4リサイクル率=(リサイクル量/廃棄物排出量)×100

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