当社グループは、サプライチェーンとともに、持続可能な社会の
実現に貢献します。

調達基本方針

主な調達活動

当社グループでは、取引先様に対して、コンプライアンスやCSRに関する教育ならびに指導、製品含有化学物質管理や紛争鉱物対応などに係る各種調査、グリーン調達などに取り組んでいます。また、取引先様の業績向上に向けた改善支援活動、品質改善に係る勉強会や講演の開催なども実施しています。

サプライチェーンを通じたより良いパートナーシップにより、取引先様と当社グループの相互の業績向上や事業リスク低減を推進しています。

調達基本方針
取引先様との相互理解と信頼関係に基づく、より良いパートナーシップの構築に努め、
取引先様と当社グループの業績向上を目指します。

生産状況説明会の開催

当社グループでは、主要な取引先様に対して、当社グループの経営方針、年度事業方針、調達基本方針などを理解いただき、相互理解を深めて信頼関係を強化するために、経営陣による生産状況説明会ならびに懇親会を毎年開催しています。また、前年度の取引実績において、品質、価格、納入体制などに特別に優れた貢献をいただいた取引先様を表彰しています。

CSR調達の推進

品質と安全衛生の確保

当社グループでは、部品および原材料の供給元である取引先様を含めた品質向上活動と安全衛生活動を推進するために、必要に応じて、取引先様のニーズを反映した品質指導や安全衛生パトロールなどを実施しています。品質向上活動については、当社グループへの納入品に対する品質不適合の目標値や実績値を取引先様と共有した上で、取引先様とともに納入品の品質改善に取り組んでいます。2018年度の納入品に対する品質改善目標値は、株式会社 GSユアサに対する納入品については24件(品質不良件数)、株式会社 ジーエス・ユアサ テクノロジーに対する納入品については0.80%(品質不適合率)を設定しています。

このような活動は、サプライチェーンを通じた強力なパートナーシップを構築し、お客様で使用する製品の品質と取引先様の安全衛生を確保するための重要な取り組みであると考えています。

納入品に対する品質不適合状況の推移

グラフ:品質不適合発生の推移

GY:株式会社 GSユアサ
GYT:株式会社 ジーエス・ユアサ テクノロジー

写真:取引先様に対する品質指導

取引先様に対する品質指導

紛争鉱物( コンフリクト・ミネラル) 問題への対応

紛争鉱物(コンフリクト・ミネラル)とは、世界の一部の紛争地域で採掘された鉱物資源をいいます。このような紛争地域では、武装勢力による住民の虐殺、拉致、暴行、児童兵の徴用などの非人道的行為が行われるなどの社会問題が発生しており、当該地域で採掘される鉱物は武装勢力の大きな資金源となっています。

当社グループでは、このような紛争鉱物問題に対応することがグローバルなサプライチェーンにおいて重要であると認識し、取引先様をはじめとするさまざまなステークホルダーと連携して人権侵害への加担を回避する活動を推進しています。そのために、紛争鉱物問題に対応する方針を策定し、当該方針に基づいた運用管理を徹底することにより、紛争鉱物を使用しない責任ある鉱物調達を推進しています。

紛争鉱物に関する対応方針

GS YUASA は、コンゴ民主共和国及び周辺諸国(以下、コンゴ周辺諸国)において武装勢力が行う武力紛争と、これに伴う人権侵害等反社会的行為への加担を回避し、責任ある鉱物調達を実現するため、以下の取り組みを推進いたします。

  1. GS YUASA CSR 方針に従い、コンゴ周辺諸国からの直接または間接的な紛争鉱物(上記の加担に繋がる金、スズ、タンタル、タングステン)の調達および使用の回避に努めます。
  2. グループ各社及びそのサプライヤーが紛争鉱物を調達、使用していると判明した場合は、関係各社と連携してその回避に向けた活動に取り組みます。
  3. 自主もしくは顧客の調査要請に基づき紛争鉱物の使用調査を継続的に実施し、グループ各社及びそのサプライヤーより購入元情報(スメルター名称等)が不誠実に開示されず、紛争鉱物を調達、使用していることが懸念された場合は、情報の解明に取り組みます。

グリーン調達活動

当社国内グループ会社では、「グリーン調達基準書」に基づいて、以下の事項を取引先様に要請しています。

取引先様への要請事項
@環境マネジメントシステムの運用
A納入品に含まれる化学物質調査
B木材伐採の合法性確認
CCO2排出量の把握および削減への取り組み

Aについては、EU規制(REACH規則、RoHS指令など)に代表される各国法規制に対応した「化学物質管理ガイドライン」に従った環境負荷物質の調査を依頼しており、顧客ニーズで指定される個別の化学物質の調査についても対応要請を行っています。

グリーン調達に係る取引先様への要請事項については、対応状況の確認や監査などにより、その適切性を評価しています。グリーン調達基準に適合した物品を納入できる取引先様と優先的に取り引きすることで、サプライチェーンを含めた環境負荷の低減を推進しています。

グリーン調達の取り組みについては、こちらをご参照ください

取引先様における環境マネジメントシステムの導入状況(2017年度、取引金額ベース)

グラフ:購買先様における環境マネジメントシステムの導入状況

CSR調達活動の推進

当社グループでは、取引先様に対して、QCDE(品質、コスト、納期、環境)に係る項目を含めたサプライヤー評価を行っていますが、今後は、サプライチェーン全体で社会的責任を果たすことを目的に、CSRの要素を追加した取引先評価を行っていきます。そのために、当社グループのCSR調達ガイドラインを取引先様と共有し、相互協力のもとCSR調達の推進に努めていきます。

2018年度に開催した生産状況説明会では、取引先様へのCSRの取り組み強化とCSR調達への協力を依頼しています。現在、取引先様に対してCSR対応状況を調査しており、今後、調査結果の分析・評価を行ってサプライチェーンにおけるCSRリスクを特定し、リスク低減に向けた取り組みを実施する予定です。