株式会社 GSユアサ(社長:村尾 修、本社:京都市南区。以下、GSユアサ)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)のグリーンイノベーション基金事業である「次世代蓄電池開発」に全固体電池の技術開発提案を行い、本日採択されました。

本基金は、カーボンニュートラル実現に向けた国の取り組みの中で主要な役割を果たす基金として位置付けられており、研究開発・実証から社会実装までを見据え、官民で野心的かつ具体的な目標を共有し、企業等の取り組みに対して長期にわたる継続的な支援を目的としています。

当社は、これまで独自開発の高性能な固体電解質を活用し、従来の蓄電池を凌駕する性能を備えた全固体電池の開発に取り組んできましたが、本基金を活用することにより、その開発を加速し、早期の実用化を目指します。

GSユアサは、電動車をはじめとするさまざまな用途に向けた次世代電池の技術開発を通じて、カーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。

本プロジェクトにおけるGSユアサの開発項目

1.⾼いイオン伝導度と優れた耐⽔性を兼ね備えた固体電解質の開発

2.コバルト含有量が少ない⾼容量正極開発 

3.⻑寿命かつ⾼容量を有する負極開発

4.⼤量⽣産を可能にするセル設計・製造プロセス開発

参考

NEDO 2022年4月19日 ニュースリリース

グリーンイノベーション基金事業、「次世代蓄電池・次世代モーターの開発」に着手

URL: https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101535.html

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