事業活動を通じた地域社会への貢献を推進しています。

環境への貢献

太陽光発電の安定供給に貢献

北海道にある釧路町トリトウシ原野太陽光発電所では、当社グループ製のリチウムイオン電池を利用した太陽光発電システムを2017年4月より運用しています。

太陽光発電は自然条件(日照時間、気温など)の変化によって発電電力に急激な変動が生じることがあり、大量に太陽光発電の電力を電力系統へ接続した場合に系統電力の品質(電圧、周波数)を低下させる可能性があります。そのため、北海道において太陽光発電所を電力系統に接続する際には、蓄電池を用いて発電電力の変動を平準化する必要があります。当社グループ製のリチウムイオン電池は、発電電力の変動を緩和するためのキーデバイスとして太陽光発電システムに採用されています。

当社グループは、今後も高性能なリチウムイオン電池の発電分野への活用を促進して、再生可能エネルギーを利用した持続可能な地域社会の実現に貢献することを目指していきます。

写真:産業用リチウムイオン電池モジュールLIM50EN」シリーズ

産業用リチウムイオン電池
モジュール「LIM50EN」シリーズ

写真:釧路町トリトウシ原野太陽光発電所全景

釧路町トリトウシ原野
太陽光発電所全景

屋久島環境文化財団の活動の支援

株式会社 ジーエス・ユアサ バッテリー(以下、GYB)では、地域の環境保全への取り組みのひとつとして、屋久島環境文化財団への協賛を行っています。屋久島は1993年に日本の世界遺産第1号として登録された日本を代表する自然であり、当財団は人類の財産である屋久島の豊かな自然環境を保護するための活動や自然と人とが共生する地域づくりのための事業を行っています。

また、GYBは、2009年度より継続的に実施している「小学生ECO絵画コンクール」の金賞受賞者に屋久島への家族旅行を賞品として提供しており、小学生が屋久島の大自然のすばらしさを体験する活動も展開しています。当社グループは、当財団への支援を通じて、「生命の島」とも呼ばれる屋久島の自然保護への貢献や子供たちの環境教育を推進しています。

屋久島の豊かな自然環境

屋久島の豊かな自然環境
(写真提供: 公益財団法人 屋久島環境文化財団)

人づくりへの貢献

GSユアサ小学生ECO絵画コンクールの開催

株式会社 ジーエス・ユアサ バッテリーでは、次世代を担う子どもたちが地球環境に対する考えを絵画という表現方法を通じて人に伝える「GSユアサ小学生ECO絵画コンクール」を2009年度より開催しています。

子どもと家族が一緒になって「環境とは何か」を考えるきっかけとなることを目指し、今後も継続して同コンクールを開催していく予定です。

「GSユアサ小学生ECO絵画コンクール」の詳細はこちらをご参照ください

写真:金賞受賞作品

金賞受賞作品(第9回)

地域の小学生への校外授業の開催

当社グループの京都事業所では、近隣の学校に通う小学生を対象にした校外授業を2017年9月に開催しました。

同学校とは小学生の通学時の見守り活動などで日常的な交流を続けており、同学校への校外学習授業は今回で4回目の実施となります。

今回は、「地域を調べよう!」というテーマに対して、当事業所内に設置しているショールームの見学や質疑応答を通じて、当社の事業内容を学習しました。ショールーム見学では、説明を聞きながら一生懸命にメモを取る姿や当社グループの製品に興味を示す様子が見られ、最後に行った質疑応答では多くの小学生が積極的に質問するなど、当社の事業活動に大きな関心を抱いていました。当社グループは、今後もこのような活動を通じて地域とのつながりを大切にしていきます。

劇団四季「こころの劇場」の支援

当社グループは、劇団四季と一般財団法人舞台芸術センターが主催する「こころの劇場」の京都府公演(全12公演)に協賛しています。「こころの劇場」は、生命の大切さ、人を思いやる心、信じあう喜びなど、人が生きていく上で大切なものを、舞台を通じて子どもたちの心に語りかけることを目的に、日本全国の子どもたちを学校単位で劇場に無料招待しています。

2018年9月に京都で上演されたミュージカル『魔法をすてたマジョリン』では、全8公演(午前と午後の2回を4日間)が行われ、京都市内のたくさんの子どもたちが観劇を楽しみました。当社グループではそのうち4公演(2日間)で従業員8名がボランティアとして参加し、当日の受付や会場誘導などの業務を支援しました。

今後も、劇団四季「こころの劇場」への協賛を通じて、未来を担う子どもたちに時を経ても変わらない大切なものを届ける活動を支援していきます。

写真:劇団四季ファミリーミュージカル

劇団四季ファミリーミュージカル『魔法をすてたマジョリン』より(撮影:荒井健)

写真:運営ボランティアの様子

運営ボランティアの様子

社会への貢献

高精度な位置測位サービスの発展

2017年6月に種子島宇宙センターから打ち上げられた準天頂衛星「みちびき2号機」には、当社グループ製の宇宙用リチウムイオン電池が搭載されています。「みちびき」とは、準天頂軌道の衛星が主体となって構成されている日本の衛星測位システム(衛星からの電波によって位置情報を計算するシステム)のことです。

この準天頂衛星をGPS衛星と一体利用することで、山間地や都市部のビル街でも高精度で安定した衛星測位サービスを実現することが可能となり、実用化が期待される自動車の自動走行システムや地震・火山の検知など、広範囲な用途への活用が見込まれています。当社グループは、今後も、高性能リチウムイオン電池の開発・製造を通じて、日本の経済活動に欠かすことのできない新しい社会インフラとなる高精度な位置測位サービスの発展に貢献していきます。

通学児童の交通安全

株式会社GSユアサは、2017年10月に「未来の京都まちづくり推進表彰」を京都市から受けました。当表彰は、魅力あふれる未来の京都の実現に向け、あらゆる世代のすこやかな暮らしの実現につながる活動に取り組んだ個人や団体を京都市が表彰するものです。

当社グループの京都事業所では、長年にわたって小学生の通学時の見守り活動を実施しています。小学生の登下校時には通学路での業務用車の通行を抑制するとともに、児童への保護誘導を行うなどの交通事故を防止する活動が今回の表彰につながりました。当社グループは、今後も地域社会の健全な暮らしにつながる活動を推進していきます。

タイ拠点における地域貢献活動

タイ国に所在する当社グループの生産拠点では、地域に密着した企業として、地域社会への貢献に向けた活動を推進しています。

GS Yuasa Siam Industry Ltd.(以下、GYSI)では、近隣の小学校や寺院に対する清掃および寄付、1月の第2土曜日に開催される子供の日イベントでのアイスクリームショップの運営、LED化で不要となった蛍光灯の小学校への提供、学生向け工場見学会の開催、工業団地でのマラソン大会への協賛など、地域との交流を重視した活動に取り組んできました。このような活動がタイ政府から評価され、2016年から3年連続でCSR-DIW Awardを受賞しています。

Siam GS Battery Co. Ltd.(以下、SGS)では、事業所の前にある自動車交通量の多い道路に対して、事業所周辺の交通事故多発箇所に事故防止に向けた看板を設置しました。自動車産業に携わる企業として、自動車の普及によって生じる交通事故の増加を少しでも抑制する活動に取り組んでいます。

当社グループのタイ拠点では、単なる寄付やボランティア活動だけにとどまらず、地域住民への教育や安全性の確保などを通じた地域交流を推進しています。

CSR-DIW Award:タイ工業省工場局(DIW)が持続可能な発展や地域社会に貢献する優れた事業活動を推進する企業に対して贈る賞

写真:CSR-DIW Awardの盾(GYSI)

CSR-DIW Awardの盾(GYSI)

写真:地元中学生の工場見学会(GYSI)

地元中学生の工場見学会(GYSI)

写真:交通事故防止に向けた看板(SGS)

交通事故防止に向けた看板(SGS)