令和3年度新エネ大賞「新エネルギー財団会長賞」受賞案件における太陽光発電の有効活用に貢献

　株式会社 ＧＳユアサ（社長：村尾　修、本社：京都市南区。以下、ＧＳユアサ）が2019年に蓄電システムを納入したSport & Do Resort リソルの森^※1（以下、「リソルの森」）の「地産地消エネルギーシステム」^※2が2022年1月に一般財団法人 新エネルギー財団主催の令和3年度新エネ大賞^※3において、「新エネルギー財団会長賞」を受賞されました。（リソル土地開発株式会社、リソルの森株式会社、東京電力ホールディングス株式会社、株式会社東光高岳の4社の共同受賞）

　ＧＳユアサが納入した蓄電システムは、パワーコンディショナ「ラインバック オメガES」と産業用リチウムイオン電池「LIM50EL」で構成されており、太陽光発電の余剰電力を蓄電池に充電することで、天候によって変動する太陽光発電を有効利用する役割を担っています。本納入においては、ＧＳユアサの豊富なラインアップにより、用途・容量に応じた最適なシステム提案ができたこと、また「ラインバック オメガES」がエネルギーマネジメントシステムによる制御に対応可能な点が評価されました。

　今後もＧＳユアサは、蓄電システムの拡販を通じて、再生可能エネルギーの地産地消や系統の調整力を担い、再生可能エネルギーのさらなる導入拡大と2050年のカーボンニュートラル実現に貢献してまいります。


※1　リゾートホテル・ゴルフ場・スポーツトレーニングセンターを中心とする施設と定住型のマンション・戸建ての複合郊外型コミュニティです。
※2　太陽光発電の電力を自営線と自己託送とを組み合わせて自家消費するシステム。なお自営線は、事業者が自ら敷設した電力用の電線で、自己託送は、既存の送配電ネットワークを活用した自己の需要箇所などへの電力供給のこと。FIT制度に依ることなく再生可能エネルギーを送り、既存の送配電ネットワークを活用することで社会的コストの最適化ができます。
※3　一般財団法人 新エネルギー財団主催の新エネ大賞は、新エネルギーの一層の導入促進と普及および啓発を図るため、新エネルギーに係る商品および新エネルギーの導入、あるいは普及啓発活動を広く募集し、そのうち優れた案件を表彰するものです。

■ラインバック オメガES

■LIM50ELシリーズ