GSユアサグループの株式会社 ジーエス・ユアサ テクノロジー(社長:加藤 泰一郎、本社:京都府福知山市。以下、GYT)製のリチウムイオン電池が、2019年1月17日に国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(理事長:山川 宏、本社:東京都調布市。以下、JAXA)殿により内之浦宇宙空間観測所から打ち上げ予定のイプシロンロケット4号機に採用されています。

GYT製の「ロケット共通リチウムイオン電池」はイプシロンロケット4号機の1~3段目に搭載されており、ロケットの制御系機器などに電力を供給します。また同ロケットには、飛翔中のロケットの姿勢制御系機器に必要な電力供給の働きをするGYT製の駆動用熱電池も採用されています。
「ロケット共通リチウムイオン電池」は、JAXA殿からの開発要求を受けて、株式会社IHIエアロスペース(代表取締役社長:牧野 隆、本社:東京都江東区)殿との契約によりGYTが開発したもので、イプシロンロケット初号機から継続して採用されています。

GYTは特殊用途の電池や電源を開発・製造販売しており、海・陸・空(水深6,500mの深海から、上空36,000kmの宇宙空間まで)の特殊環境フィールドで、高性能かつ高品質な電池をお届けしています。
今後も高性能リチウムイオン電池の開発・製造を通じて、宇宙開発事業へ貢献してまいります。

■1.イプシロンロケット(提供:JAXA)

■2.ロケット共通リチウムイオン電池(左)、駆動用熱電池(右)

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