株式会社 GSユアサ(社長:村尾 修、本社:京都市南区。以下GSユアサ)は、10月6日、2015年度「デミング賞」を受賞しました。11月11日に受賞報告講演会ならびに授賞式が経団連会館で開催され、日本科学技術連盟からデミングメダルと賞状が授与されました。

今回の受賞では、生販一体となったTQM(総合的品質管理)活動の推進・展開をベースとした経営課題への取り組み、工場出荷高とコスト削減による創出利益額の目標達成といった体質改善結果が評価されました。

今後もGSユアサグループは、積み重ねてきた電池技術で人と社会と地球環境に貢献してまいります。

※「デミング賞」とは、戦後の日本に統計的品質管理を普及し、日本製品の品質を世界最高水準に押し上げた大きな礎となった、故William Edwards Deming博士の功績を記念して1951年に創設された、TQM(総合的品質管理)に関する世界最高ランクの賞です。(出典: 日本科学技術連盟デミング賞委員会)

受賞組織および受賞理由は以下のとおりです。

【受賞組織】

 株式会社 GSユアサ 産業電池電源事業部 産業電池生産本部 (本部長: 田淵 淳)

【受賞理由】

1.TQMをベースとした経営活動の実施

産業電池生産本部(以下、同本部)は2009年度にTQMを本格的に導入。「品質向上計画の必達と重要品質問題の解決」などの経営課題を明 確化し、達成すべき経営目標の明晰さを重視したTQMマスタープランを策定。その上で、トップの強力なリーダーシップのもと、同本部が一丸となって本活動を戦略的に推進・展開して経営課題に取り組み、成果をあげている。

2.現場力を活用した改善活動

利益創出を目指し、能率改善、原価低減活動に関して製造部、技術部、生産管理部などが部門横断的なプロジェクト活動として取り組んでいる。

3.多様な品種構成と生販一体となった供給体制の構築

非常用のバックアップ電源や電動車両用の蓄電池など、社会インフラを支える蓄電池および関連製品を開発・生産・供給する企業として、多様な顧客ニーズに応える合理的な製品開発プロセスと、補修に備えたサービス体制を構築し、ブランド力と顧客満足度の向上を図っている。

■デミング賞委員会 副委員長 坂根 正弘様(写真右)より賞状を授与される GSユアサ 村尾社長(写真左)

■受賞報告講演を行う 田淵本部長(産業電池電源事業部 産業電池生産本部)

[この件に関する報道関係からのお問い合わせ先]
株式会社 GSユアサ 広報・IR室 TEL 075-312-1214