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社員INTERVIEW vol.05
機械系 開発 2020年入社 S.N

自分の設計した電池が
社会へ与える影響を想像して、創造する。

GSユアサに入社した理由

穏やかな社風が
自分に合っていると思えました。

進学を機に京都に移住し、学生生活を過ごす中で京都という街を好きになったことから、京都の会社を中心に就職活動をしていました。機械系の知識を生かせると感じたことや、就職活動を通じて出会ったGSユアサの先輩社員に穏やかな人柄の人が多く、社風が自分に合っていると感じたことが、入社の決め手でした。独身寮や家賃補助などの福利厚生が充実していて、しっかりとしたサポートが受けられることも大きな魅力でした。

2020年入社 S.N

現在のお仕事内容について

車載用リチウムイオン電池の
セル(単電池)の構造設計がメイン業務。

セルを構成する部品は、電池の発電に寄与する部分(エレメント)以外のほとんどが機械系の担当です。それぞれの部品は、ステンレス・アルミ・銅・樹脂などさまざまな材料を使用するため、幅広い知識が必要です。さらに、これらの部品の設計をするだけではなく、組み合わせて電池の形にしていくまでの組立工程に関わるプロセス開発や生産技術に近い業務も担当しています。入社して間もない頃は電池の各部品がどのような方法で作られているのか知りませんでしたが、自社工場での電池の試作やサプライヤーの見学など、現場を見る機会が多かったため、スムーズに仕事の感触を掴むことができました。

2020年入社 S.N

働いてみて感じるGSユアサの魅力とは

予想以上に手厚い上司・先輩のサポートが魅力です。

幅広い仕事にチャレンジさせてもらえることは入社前にもイメージしていましたが、想像以上に上司・先輩のサポートが手厚く、仕事を任せきりにせずに親身に助けてもらっています。また、人材育成にも積極的で、社内外を問わず学習の機会が多く用意されているのも嬉しいです。社内研修では階層別の研修に加え、受講が必須となっている品質教育や環境教育もあります。特に品質教育は充実しており、新入社員の品質管理検定(QC検定)4級の取得は必須です。3級以上も自主的に取得する人も多く、私も2級まで取得しました。

仕事のやりがいについて

自分で図面を描いた試作品が、
手元に届いたときの感動。

製品の開発では、設計・試作・評価のステップを踏むことが多く、試作品が完成し評価ができるようになるまでには長い時間を要します。設計の段階では過去の開発データやシミュレーションの結果を参考にしながら性能の予測をして、設計のあたりをつけます。そこから試作に入りますが、新たに金型を作る必要がある部品であれば初回のサンプルが完成するまでに何ヶ月もかかることも少なくありません。そのような事情もあり、自分で初めて図面を描いた試作品が手元に届いたときにはとても感動したことを覚えています。さらに試作品の性能の評価をして、設計で狙った通りの結果が得られたときは喜びもひとしおです。

2020年入社 S.N

仕事の難しいことや課題

電気自動車の車両価格の高さが課題です。

ガソリン車から電気自動車への転換の機運が世界的に高まっていますが、電気自動車のさらなる普及に向けては車両価格の高さが課題となっています。基幹部品であるリチウムイオン電池は多くの引き合いを受けている一方で、電池関連部品が車両コストの約3割を占めるともいわれており、電池価格に対する要求も厳しくなります。品質を保ったままコストを削減するために、使用する材料を変更するのか、あるいは部品点数を減らすのか、はたまたまったく新しい構造を採用するのか、アイデアの創出にはやりがいが感じられる一方で、難しさもあります。

今実現したいことや目標

多様な視点を持った
エンジニアになることが目標です。

今は自分の担当するセル構造設計の立場で考えるのに精一杯というのが正直なところですが、電池の設計に携わる中で、ケミカルやモジュール(組電池)などの他の設計チームや、製造部門・品質管理部門、そして製品を届ける顧客の視点を持つことの重要性は身に染みて感じています。自分の設計した電池が社会にどのような影響を与えるのかというような、大きな視点を持つことができれば、もっとわくわくしながら仕事に臨めるのではないかと思います。

2020年入社 S.N

就職活動中の皆さんへ

視野を広く持ち、
興味を持つことができる会社・業界を見つけるところから。

自分がどういった仕事に携わりたいのか、明確なイメージを掴めない人も多いと思います。私も仕事に対してなかなかイメージが掴めず、就職活動は苦労しました。経験者として言えることは、視野を広く持ってほしいということです。就職活動中はいろいろな会社のことを知ることができ、さらに歓迎してもらえる貴重な機会です。さまざまな業界について調べてみると、楽しい瞬間がたくさんあるはずです。楽しさをヒントに少しでも興味を持つことができる会社・業界が見つかったら、深堀りしていき、自分のありたい姿を見つけてください。

2020年入社 S.N
DENCHIでIdealを。

これからの社会の理想である、低炭素社会・スマートグリッドを、電池で実現したいです。