
© 2016 GS Yuasa International Ltd. All Rights Reserved.





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自動車もオートバイもバッテリーなしでは動けない
電気自動車はもちろん、ガソリン車もディーゼル車も、バッテリーがなければライトやエアコンなどの電気機器だけでなく、車自体を動かすことができません。道路を走行する自動車やオートバイは多くの機能がバッテリーによって支えられており、今後、エコカーへのシフトや電動化・電子化の進展によって、バッテリーの役割がますます大きくなっていくでしょう。
HEV、EVなどエコカーのキーデバイスとして
ハイブリッド車(HEV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、電気自動車(EV)においては、バッテリーが技術の要になります。GSユアサは、車載用のリチウムイオン電池事業を国内でいち早く手がけ、量産体制を整えました。
限られたスペースで、安全性と効率性を追求するエコカー用電池には、高い技術力が必要です。また、ハイブリッド車と電気自動車では求められる電池性能が大きく異なるなど、ニーズもさまざま。GSユアサは、エコカーのさらに未来を見据えた研究開発で、多様な製品を提供していきます。
電動化・電子化が進む自動車の性能と快適性を支える
ガソリン車やディーゼル車においても車体の電動化・電子化は著しく、従来からの電装品への電力供給に加えて、制御システムなどのあらゆる分野でバッテリーの重要性が増しています。
GSユアサは、自動車用電池の長年の実績と技術力で、小型車から業務用の大型車まで、あらゆる車種に対応する製品をラインアップ。アイドリングストップ車の使用条件に適合したモデルや、トラックなどのハードな使用環境に耐えるモデルなど、自動車の用途に合わせた様々な製品で自動車の性能と快適性を支えています。
新興国市場で伸びるオートバイ需要に応えて
当社は、タイ、インドネシア、ベトナムをはじめとする東南アジアや中国を拠点に、自動車用、オートバイ用鉛蓄電池の製造販売を世界的に展開しています。
また、インド、アフリカ、中南米などの新興国において急速に拡大するオートバイ用鉛蓄電池の需要にも対応しています。GSユアサのオートバイ用鉛蓄電池は、振動耐久性や素早いエンジン始動性など、オートバイ特有の仕様環境に対応したグローバルスタンダードの技術力で、世界各国で高い信頼性を獲得しています。
クリーンで、人と地球にやさしい力持ち
道路以外の場所で物や人を運ぶ車両にとっては、地球環境や操作する人に対する配慮がより重要な条件となります。エンジン車両と比べて、電動車両は空気を汚さず静音性に優れています。そのため、工場や倉庫などからエンターテインメント施設に至るまで、世界中のあらゆる現場でバッテリーで動く電動車両が活躍しています。
フォークリフトはバッテリー式が主流に
現場ではたらく電動車両の代表は、工場内の運搬作業や物流の現場に欠かせないフォークリフト。かつては、パワーや稼働時間の問題からエンジン車両が多く使われていましたが、現在ではバッテリーが高性能化されたことに加え、排ガス規制などによって電動車両が主流になりつつあります。
GSユアサでは、フォークリフトをはじめとする電動車両用に開発したバッテリーを多数ラインアップしています。大きなパワーと長時間作業をこなす画期的な大容量仕様に加え、耐衝撃性や保守性に優れた長寿命設計が、さまざまな現場で高く評価されています。
AGV(無人搬送車)や巨大キャリアを動かす
AGVは工場や物流倉庫などで、物品の搬送を無人で行う機械です。現在ではロボットのようなインテリジェントタイプや、港湾荷役用の大型タイプも登場しており、バッテリーがその電源として活用されています。
また、製鉄所や造船所などの重量物を運搬する巨大電動式キャリアにもGSユアサのバッテリーが使われています。非常に大きなパワーを必要とする大型搬送車両にバッテリーを搭載することにより、環境負荷とコストの軽減を実現しました。
電動車椅子や遊園地の遊具にも入っています
大型の産業用車両だけでなく、福祉やエンターテインメントの現場でもバッテリーは数多くはたらいています。電動車椅子、ゴルフカート、遊戯用カートなどが電動化されています。バッテリーはクリーンで騒音の小さい電動車両に必須な存在です。エンジン車両に比べて燃料費が安いのも大きなメリットです。GSユアサには、さまざまな用途に合わせて選べる小型軽量タイプのバッテリーも各種揃っています。
毎日のくらしをGSユアサは見つめています
バッテリーをはじめとするGSユアサの製品は、普段あまり意識することがありませんが、日常生活の随所で、安心と快適をお届けしています。とりわけ、いざというときにはとても頼りになる存在です。暗い夜道や公園を照らす照明、災害時にも電力を供給し続ける太陽光発電システムなど、あなたのすぐそばで、毎日のくらしに寄り添っています。
もしものときに心強い太陽光発電システム
太陽光発電は、天候により発電量が不安定になったり、夜間などは発電できないので、停電時や災害時に十分な役割を果たせません。この問題を解決するのが、GSユアサの蓄電池付太陽光発電システムです。バッテリーに蓄えた電気を適宜使用することで、電力会社からの送電が停止した災害時でも、昼夜を問わず安定した電力供給が可能になります。とくに公民館や学校など、災害時の拠点となる施設では大きな支えになることでしょう。
停電でもコンビニが使えるバックアップ電源
今や、毎日の暮らしに欠かせないコンビニエンスストアですが、利用しようとしたときに停電になってしまったら、レジが動かせず機能しません。そんなとき頼りになるのが、バックアップ電源装置です。最近では、ほとんどのコンビニ店舗に設置されており、コンピューターとレジを動かす事が可能になります。
公園や道路を明るくするのもGSユアサです
私たちは照明器具にも独自の技術を持ちます。道路やトンネルで使われる高輝度・高出力光源のパイオニアとして、メタルハライドランプや高圧ナトリウムランプなどを製造。また、環境問題に対応する製品として、水銀ランプ代替のLED照明やセラミックメタルハライドランプも数多く提供しています。
公園などに設置されているLEDソーラーライトは、温室効果ガスを排出しない太陽光発電と、信頼性の高いバッテリー、高効率なLED照明を一体化した当社ならではの製品です。日常の照明以外にも、避難場所の照明や停電時の非常用電源など、様々な役割を果たすことができます。
万一に備えた電力のバックアップを担う
高度にネットワーク化された現代社会では、災害による電力供給の途絶はもちろん、短時間の停電ですら大きな混乱と損失を招きかねません。万一の時にも各種ライフラインを動かし、社会インフラを守るバックアップ電源の重要性は、ますます高まっています。また、大容量・高効率な電源システムは、再生可能エネルギーを有効利用するカギとしても大きな期待を集めています。
一瞬の中断も許されないインフラを支えて
情報・通信ネットワーク、コンピューターシステム、交通システム、上下水道設備、発電所などの社会インフラは、いかなる場合においても止めることが許されません。GSユアサのバックアップ電源装置は、快適で安全な生活を守るため、停電時にこれらのインフラシステムに必要な電力を供給する役割を担っています。あらゆる用途を想定し、高い品質と信頼性で社会の基盤となるインフラを守ります。
産業や公共サービスの現場に安心と安全を
万一の際にもビジネスやサービスを継続するために、工場やオフィスビル、病院などの公共施設におけるバックアップ電源の重要性が注目されています。GSユアサでは、ビルや工場を丸ごとバックアップする大規模なシステムから、個別の機器やパソコンのUPS(無停電電源装置)まで、さまざまな用途に対応する製品をそろえて、社会のニーズにお応えします。
循環型社会実現の要となる電源システム
当社がバッテリーや電源システムで長年培ってきた技術力は、環境問題の解決にも大きな役割を果たそうとしています。たとえば、鉄道の省エネルギー対策として注目されているのが、ブレーキ時の回生電力の再利用。いわばハイブリッドカーの鉄道版ですが、自動車とは比べものにならない大電流を扱います。そのため、非常に高性能なバッテリーが必要になり、ここにもGSユアサの大容量リチウムイオン電池が使われています。
先進のテクノロジーで不可能を可能にする
深海から遥か大空、さらにその先の宇宙空間まで、未来への挑戦を支えるのもバッテリーの仕事です。電源を確保しにくいこれらの環境では、バッテリーがあらゆる機器を動かしています。GSユアサのリチウムイオン電池は、極端な温度差や圧力の変化に耐え、極限状況においても高い信頼性と最高のパフォーマンスを発揮します。
ロケットや人工衛星、ISSにも搭載
GSユアサは1970年代の日本の宇宙開発草創期より宇宙用電池を供給し、現在、宇宙空間に旅立ったリチウムイオン電池の総容量で世界トップクラスを誇ります。
宇宙用電池は、無重力や真空といった過酷な環境下で長期間の使用に耐える信頼性が求められ、さらに軽量でありながら高容量・高性能も必須です。これらの厳しい条件を満たす当社の製品は、世界の宇宙関係者から大きな注目を集め、ロケットや人工衛星、さらには国際宇宙ステーション(ISS)の電源にも採用されました。
航空機のハイテク化と省エネ化に貢献
現代の航空機は、省エネのために徹底した軽量化が図られる一方で、電動化・電子化が進み、電源の安定性も求められています。このような航空機業界からのニーズに対応して開発されたのが、軽量で高いパフォーマンスをそなえたGSユアサの航空機用リチウムイオン電池。最先端の航空機に搭載され、世界の空で環境性能と経済性の向上に大きく貢献しています。
6500mの深海で世界に誇る潜水調査船を動かす
巨大地震、深海生物、海底資源などの研究や探査に大きな成果を上げている「しんかい6500」は、日本が世界に誇る有人潜水調査船です。その潜水船を動かしているのもGSユアサのバッテリーです。密閉された空間でも大きなエネルギーが取り出せるリチウムイオン電池は、潜水船に最適な動力源です。
深海用電池の開発は、1平方センチメートルに約680kgという想像を絶する水圧との戦いです。そのハードルを技術開発力でクリアし、高い信頼性と性能を発揮する専用電池は、「しんかい6500」の効率的な運用に大きく貢献しています。