就職活動中の過ごし方や取り組んだこと、GSユアサを選んだ理由など。
GSユアサの内定者の皆さんに、気になることを聞いてみました。
学生時代に最も取り組んだことと、その内容を教えてください。
学業・研究と答えた内定者のコメント
化学系の研究室の活動に熱心に取り組んでいます。
自分のテーマに合わせて研究をデザインし展開していくことが楽しいです。
TOEICの勉強を集中的に行い、550点だった点数を750点に上げることができました!
さまざまな企業にアドバイスを頂きながら、初めての作製方法を用いて薄膜を作製しました。結果、最も低コストで作製を実現できたことが印象深いです。
細胞応答の評価を目的とした、マイクロスケールの構造を持つデバイスを開発するという研究に時間と労力の大部分を注ぎ込んでいます。
エネルギー資源の問題を解決するため、次世代型二次電池の研究から社会に貢献できる技術を生み出したいという想いで、大学院まで研究を続けてきました。
独自に開発した計測機器の立ち上げに力を入れました。
試行錯誤をしながら、装置の製作や制御システムの構築、データの検証などを行い、制御関係の装置を製作したことです。
電池の充放電にかかる時間を考慮して実験を進めることが大変だったのを覚えています。自分の研究が形になるやりがいを感じ、一生懸命、研究に取り組むことができました。
部活・サークルと答えた内定者のコメント
奇術同好会でマジック&ジャグリングサークルに所属し、地域のボランティア活動、子どもたちを対象とした体験会を実施しました!
体育会アメフト部のディフェンス幹部として活動し、リーグ昇格を経験しました。現在は大学院生として研究を行いながら、休日にコーチとしてチームに関わっています。
水泳部で選手と主将を務め、全国大会出場を目指しました。練習だけでなく、食事や睡眠など日常生活にもこだわりました。
天文部に所属し、部長として天文宇宙検定の勉強会を開き、コミュニケーションの機会を増やしました。
ボランティアサークルの新入生動員に力を入れました。オンラインツールを使用した交流会を取り入れ、100名以上の新入生に入会してもらうことができました。
アルバイトと答えた内定者のコメント
塾講師として、生徒の成績を向上させるために試行錯誤を繰り返しました。
成績が向上したときの生徒のうれしそうな顔は一生忘れません。
百貨店の洋菓子販売の接客を通して、対応力と適応力を身につけることができました。
ゴルフ場でのキャディの経験を通して、ものごとを観察し、分析することで、問題が改善することを実感しました。
スポーツジムでインストラクター補助をしていました。多様な年代の方々とのコミュニケーションが自身の成長に繋がったと思っています。
ドラッグストアの販売スタッフと歯科医院の事務スタッフとして、状況を察知し、的確に対応力する大切さを学びました。
課外での活動・その他と答えた内定者のコメント
外国人に日本語を教えるオンラインでのボランティア活動の運営を頑張りました。さまざまな年代・国籍の方がいたことが、大きな学びとなりました。
女子学生有志チームに所属し、小学生への出前授業の企画や技術者との交流会を実施したことは、貴重な経験でした。
人力飛行機プロジェクトに所属していました。炭素繊維強化プラスチックを用いて機体の骨組みを製作する班に所属し、他の班と協力しながら活動したことが面白かったです。
趣味のマラソンに没頭し、フルマラソンでは目標タイムの4時間を切ることができ、3時間40分でゴールすることができました!
大学で最も所属人数の多い、学園祭実行委員の仕事に取り組みました。同期・先輩・後輩など、多くの人と働く関わり方を学ぶことができました。
GSユアサの企業研究にどれくらい時間をかけましたか?
就職活動を始めた当初は、どのような業界を希望していましたか?
自動車やバイクに
関するメーカー。
エネルギー事業に
関連する業界。
プラントエンジニアリング
業界とメーカー。
モノづくりに携わることが
できるメーカー。
電気電子回路の知識が
生かせる電機業界。
電池、炭素材料などを扱う
化学メーカー。
BtoBのメーカー。
半導体メモリ、
半導体製造装置を扱う企業。
インフラ業界やメーカー。
関西を本社としている
メーカー。
企業研究のために具体的にどのようなことをしましたか?
製品や事業内容を調べて、私の知識やスキルを生かすことができそうかを考え、採用ホームページで、仕事内容やタイムスケジュールを確認し、自分に合いそうかどうかも調べました。
パンフレットやホームページで企業理念や事業内容を調べ、説明会で先輩社員の方々の経験談を聞いて、自分のやりたいことや考えと合っているかを分析しながら企業研究を行いました。
ホームページで、事業内容・企業規模・本社や工場の所在地・会社の沿革を確認し、就職情報誌で待遇面や勤続年数を調べました。また、OB・OG訪問を行い、会社の雰囲気を実際に感じ、確認しました。
同業他社との比較・業界の強みと弱み、給与や福利厚生などはインターネットを使って調べました。
イベントや説明会に積極的に参加し、企業の情報や社員の方々の雰囲気を知ることから始めました。業界を絞ってからは、同じ業界で競合している他の企業と比較をしました。
プレスリリースを参考にしました。GSユアサの取り組んでいる事業が記載されているので研究内容のイメージが湧きやすかったです。また、IR情報を見ると経営方針や課題点が分かるので参考にしていました。
さまざまな業界の会社説明会に参加し、自分の行きたい業界を絞りました。その後、その業界のインターンシップに参加しました。
GSユアサの就職活動で印象に残っていることを教えてください。
面接官の方が話をしっかりと聞いてくださったことです。相槌を打って、私の話したことを掘り下げて質問をしてくださったのが強く印象に残っています。
他社の選考と比べ、GSユアサは選考スピードが早いと感じました。第一志望がGSユアサだったので、選考に集中できたのが良かったです。
GSユアサオリジナルのイベントが多いことです。私が参加したほとんどのイベントに、社員の方との座談会が設定されており、さまざまな職種の先輩社員の皆さんと交流することで、具体的に働くイメージができました。
面接がとても穏やかだったことです。部長面接や役員面接の際、とても緊張していましたが、どちらも緊張をほぐすような会話から始まり、非常に穏やかに話を聞いていただけたので、とても救われました。
オンライン座談会で、会社の良い点だけではなく、改善すべき点も全て正直に話してくださったことが印象に残っています。
工場見学会では、とても品質を意識して電池を製造されていることや、年季が入った工場の建物が印象的でした。
一番自分らしさを出せた面接ができたことです。どの面接官の方も、私の話に興味を持ってくださり、一問一答ではなく会話形式で面接をしてくださったので、本当に話しやすかったです。
バッテリーは化学系の方が活躍するイメージが強かったのですが、技術部長の方に、バッテリーが安全に最大限の性能を発揮するためには構造や機構の設計が重要であると伺い、機械系の自分もより良いバッテリーを作りたいと思ったことが印象に残っています。
就職活動中に出会ったGSユアサの先輩社員の印象について教えてください。
物腰が柔らかい方が多く、話やすかった印象があります。企業研究の際に感じた、風通しの良い会社という印象は、実際に社員の方と関わった後も変わりませんでした。
学生に対して対等に接してくださいました。物腰は柔らかいのに、真に秘めた仕事への情熱を感じたのが印象的です。質問にも積極的に踏み込んだ部分まで教えてくださいました。
優しく、まじめな人が多く、社員懇談会では、答えにくい質問にも答えてくださり、面接では、管理職の方であっても私の緊張を和らげようと雑談をしてくださいました。
OB・OG訪問や技術部長の講演会では、学生に分かりにくい仕事内容や用語をかみ砕いていただき、説明が丁寧だと感じました。
温かく落ち着いた雰囲気の社員の方が多く、座談会で、自分の仕事内容を生き生きと話す姿から仕事に真っ直ぐに取り組んでいることが伝わってきました。
今思えば、これもやっておけばよかったと思うことを教えてください。
就職活動を一緒に進める仲間を作るべきだったと思います。研究室の同期以外に頻繁に会話する就活生はおらず、そのため就職に対する考え方を見つめ直す日々でした。
就職活動を通して、将来的に英語力が必要になることを実感し、早い時期から英語の勉強を進めておけばよかったと感じました。
第一志望と異なる業界への就職活動です。就職活動はさまざまな会社にゲストとして迎えてもらえる最初で最後のチャンスなので、他業界についても、もっと勉強しておけばよかったと思いました。
自己分析を深くしておけばよかったと思います。エントリーシートに書いたことを深掘りしておくことで、面接での受け答えが安定し自分らしさをもっと出せたと思います。
早くから面接練習をしておけばよかったと感じました。1月中旬頃に初めて面接を経験し、思っていたよりもうまくいかず、とても焦りました。
オンラインでの説明会ではなく、対面での説明会に行けばよかったです。足を運ぶことで実際の会社の雰囲気を肌で感じることができるので、もったいなかったと思います。
OB・OG訪問をしていれば、より知識が増えた状態で就職活動に挑めたと思います。また、SPIの勉強も早くからしておけばよかったです。
就職活動中のおもしろ(or嬉しかった)エピソードを教えてください。
就職活動で、初めて祖父と父親からネクタイの結び方を教えてもらったことが良い思い出です。自分も社会に出ていくのだという気持ちになりました。
アルバイト先のお客様が、GSユアサのこと知っていたことです。私が、GSユアサを志望していることをお話しすると、皆さんから応援をいただき、とても嬉しかったです。
同期や先輩に面接を通過したことを報告すると、自分のことのように喜んでくれ、自分は一人じゃない、周りの人たちに支えられているのだと元気が湧いてきました。
内定をもらったとき、家族全員が自分のことのように喜ぶのを見て、頑張ってよかったと心底思いました。就職活動を通して親と話す機会も増えました。
アルバイト中に内々定の連絡をいただき、職場の方々も喜んでくれ、嬉しさのあまり、私が両親にビデオ通話をかけてしまったことです。
最終的にGSユアサに内定を決めた理由を教えてください。
電池という製品が、これからの社会において担う役割が大きくなると思ったからです。
GSユアサは長年に渡り電池事業に取り組んでいるトップメーカーであり、活躍できる場所と穏やかな社風も魅力的に感じたからです。
社員の方の人柄や雰囲気、楽しそうに働く姿に惹かれたため入社を決めました。人事の方や役員の方々が学生としてではなく、一人の人間として向き合ってくださったことが印象的でこの会社で働きたいと思いました。
鉛蓄電池とリチウムイオン電池の二本柱で強みを持っていることです。鉛蓄電池の高いシェア率と高い技術力で、今後発展すると予測されるリチウムイオン電池の更なる研究開発ができると考えました。
若手が活躍できる社風はとてもいいと感じました。面接やイベントを通して社風や社内の雰囲気が伝わり、自分に合っていると考えたからです。
就職活動で落ち込んだ時は、どんな方法で気分転換をしていましたか?
映画が好きなので、気分転換に映画を観に行っていました。また、友達に電話で励ましてもらっていました。
友達とラーメン屋に行き、慰め合っていました。落ち込んだときは、大盛を食べてストレスを発散していました。
主人公がどん底から這い上がるような小説や、元気・勇気をもらえるような小説を読み、自分を奮い立たせていました。
自分の趣味に没頭したり、友達と遊びに行くことで気分転換ができました。ランニングやストレッチをして身体を動かすのも良かったです。
落ち込んだときは、考えることがよいと思い研究をしていました。無理やり考えることで頭の中を研究で占領していました。
考えすぎるのもよくないと思い、就職活動のことは忘れ、友達と遊びに行くことや家族と美味しいご飯を食べに行くことで気分転換をしていました。
友達と食事に行き、就職活動での悩みを相談し、情報交換することで励まし合っていました。一緒に切磋琢磨する友達がいたことがとても心強かったです。
最後に、就職活動中の学生の皆さんにメッセージをお願いします。
思いどおりにいかず苦しいことも多いと思いますが、必ず誰かがあなたの頑張りをみてくれています。これから先にある楽しいことを想像して、腐らずに悔いがないように最後まで頑張ってください!
就職活動はなるべく早めに始めましょう。思っている以上に、早い時期には良い情報があります。研究との両立は大変ですが、先輩や親などにアドバイスをもらいながら頑張ってください!
自分の将来が大きく決まる重要な時期だからこそ、不安も大いにあると思います。選考で緊張してしまうかもしれませんが、本来の自分を表現できずに終わってしまうより、悔いが残らないよう自分の力を最大限発揮してください!
「人生で一番、自分と向き合う時間」だと思います。辛いこともあると思いますが、周りの人を頼ってください。知らない自分に出会えたとき、人はとても成長します。そして楽しさを感じるきっかけにもなります。就職活動を通してひとまわり成長し、心から納得いく進路決定ができることを願っています!
最初は何から始めたらいいかわからないと思います。周りの人と相談をしたり、教授などに話を聞いたりして早め早めに動くことをおすすめします。落ち込むこともあるかもしれませんが、諦めずにがんばってください!
就職活動を通して、会社の雰囲気を知ることは大切だと感じました。そのため、対面での座談会などイベントに参加することをおすすめします。就職活動は長くて辛いこともあるので、適度に友達と遊ぶなどして、息抜きをして欲しいと思います。
一番大切なことは、企業のことをとことん調べることです。どんな事業があるのか、先輩社員の雰囲気はどうか、勤務地はどこになるのか、などです。その中で、自分が何を優先したいのかを考え、企業を絞っていくといいと思います。企業研究と自己分析にやりすぎということはないので、悔いのないように取り組んでください。