インタビュー

Interview

『偏見を持たず、肌で感じることを大切にしたい』

『GSユアサグループにおける当社のプレゼンスを更に高めていきたい』



Q1.これまでのご経歴をお聞かせください。

 1992年に旧ユアサコーポレーションに入社しました。入社後は、ポータブル電池事業部という、小型のニッカド電池やニッケル水素電池を扱う部門に配属となり、営業や企画などを担当しました。合計18年間在籍していましたので、私の会社人生のなかで最も長い期間を占めるものとなりました。
 その後、国際事業部・理財部・総務部と多くの部門でのさまざまな業務経験を経て、2025年4月に当社に着任しました。それぞれ分野が異なる部門でもあり、苦労もしましたが、今となっては貴重な経験をさせていただいたと感じています。

写真:代表取締役

Q2.障がいのある社員との関わりで意識している点はありますか。

 正直なところ、これまで障がいのある方との接点がほとんどなかったため、「どう接していけばよいのか」というのが正直なところでした。しかし今となっては、余計なことを考え過ぎてしまっていたと感じています。
 一口に障がいといっても多種多様です。これから社員ひとりひとりとの関わりを積み重ねる中で、まずは肌で感じることを大切にして、お互いにより理解を深めていければと思っています。

写真:代表取締役

Q3.お休みの日はどのように過ごされていますか?

 食べることが好きなので、いろいろとお店を探し、よく妻と食べ歩きをしていました。現在は単身赴任で京都にいるので、京都の美味しいお店を探しているところです。また、自分で作ることも好きですので、大原や亀岡などで地元の野菜や特産品を購入し、簡単なものをつくったりしています。

Q4.今後のビジョンをお聞かせください。

 特例子会社として当社に与えられた役割は、障がいのある方々の活躍の場を拡げていくことではありますが、それだけでは十分ではないと思っています。
 当社では、障がいの有無に関わらず、無期雇用制度を採用していることが他社との比較の上でのアドバンテージのひとつとはなっていますが、障がいのある社員に永く当社で活躍していただくためには、それをサポートする体制基盤がしっかりしていなければ、その実現も難しいと思っています。
 そのため、今後は障がいのある社員の雇用拡大だけでなく、サポート体制の構築にも更に力を入れていきたいと考えています。

 また当社が時間をかけて築き上げてきた、障がい者雇用・定着支援のノウハウは、当社を含むGSユアサグループにおいても、更なる貢献ができるのではないかと思っています。
 今後は、親会社であるGSユアサとの連携をより密にしながら、グループ内における当社の役割を常に意識し、当社社員一丸となり取り組んでいきたいと思います。

写真:代表取締役