Message人事メッセージ

開拓精神を大いに発揮し、
これからの社会に
不可欠な
エネルギー・デバイス・カンパニーを
一緒に創っていきましょう。

取締役 人事部長福岡 和宏

持続可能な未来に向け、
私たちの技術が
社会に必要だと確信している。

GSユアサは、2004年に「日本電池」と「ユアサコーポレーション」の2社が経営統合し生まれた企業です。両社ともに鉛電池をはじめとするバッテリーの開発製造で長い歴史と実績を持つ企業でした。その2社がスムーズな統合を果たすことにより、それぞれの優れた技術を継承することに成功し、今日まで成長させてきました。いまや基幹事業である鉛蓄電池の分野においては、自動車用で世界第2位、オートバイ用では世界トップのシェアを獲得しています。さらに、市場が急拡大する車載用リチウムイオン電池についても、早い段階から研究開発を進め、EV用リチウムイオン電池を世界で初めて量産化するなど、新たな事業の柱になっています。

自動車・オートバイ向けの鉛蓄電池は、新興国の経済発展にともなって、今後もグローバル市場で拡大が予想されるため、まだまだ市場開拓の余地が残されています。また、鉛蓄電池はフォークリフトなどの産業用機器や、携帯電話基地局、上下水道、発電所など、社会インフラ設備の電源としても欠かせない製品で、こちらも底堅い需要があります。

一方リチウムイオン電池は、未来に向けた持続可能な社会を実現するための重要なキーデバイスの一つです。いま世界の自動車メーカーがこぞって開発を進める環境対応車には、必要不可欠の製品であり、また、再生可能エネルギーを有効活用するためにも、リチウムイオン電池をベースにした蓄電システムは欠かせません。蓄電システムは、近年頻発する大規模な自然災害発生時におけるバックアップ電源としても重要性を増していて、私たちの技術はこれからの社会にますます求められていくことを確信しています。

事業の発展に伴い、各分野で
活躍できる
スペシャリストの
挑戦を求めている。

当社の今後のさらなる成長に向け、私たちが掲げるテーマは『モノ・コトづくり』です。すなわち、単に当社の製品を提供するだけではなく、価値を生むところまでに深く関わっていきたいと考えています。たとえば、風力発電設備の建設プロジェクトでは、当社の蓄電システムの提供はもちろんのこと、稼働してからの20年間を遠隔監視システムによって維持する保守・メンテナンスの提供も行います。こういったビジネスモデルをさらに強化し、バッテリー分野を究めた私たちだからこそ創出できる、新たな価値を社会に提供し貢献していきます。

それにともない、当社で求める人材も多岐に渡ってきています。いま急成長を遂げている車載用リチウムイオン電池分野では、セルを束ね制御回路によって電圧を確保し、さらにそれを自動車側の車載システムと連動しなければならないため、電気分野の専門性が重要となります。また、さまざまな環境下で走行するという自動車の特性に対応するため、リチウムイオン電池のパッケージには高い安全性と信頼性が求められ、高度な機構設計の知見が必要です。
その一方で、リチウムイオン電池に続く次世代電池の研究開発も進められていて、それを量産化するためのプロセス技術を担う人材も必要としています。

脈々と受け継がれる「開拓精神」を武器に
未来へ躍進する。

当社の母体である「日本電池」の創業者は発明家として名高く、また「ユアサコーポレーション」の創業者は企業家として高く評価をされました。その両者のDNAである「開拓精神」はいまも脈々と受け継がれています。
当社では創業時から、価値を生む源泉は現場にあるという考えのもと『現場』を大切にしています。それは、フェアなコミュニケーションができる風土を醸成し、自ら問題を発掘し、自ら解決法を考えて行動できる自律型人材の育成に努めることです。トップダウンではなくボトムアップで進める文化があり、自ら提案し行動できる方にとっては、とても有意義なキャリアを積むことができる環境だと思っています。

いま当社では、特に電気系や機械系の専門性を有した技術者の力を必要とし、キャリア人材の採用を強化しています。さらには、事業のグローバル化にともない、未知の市場を開拓する営業系の人材や、海外での会計や調達などを担う管理系の人材も積極的に採用を行っています。

当社の企業理念である「革新と成長を通じ、人と社会と地球環境に貢献する」という考えを共有し、ぜひみなさんと一緒に、世界になくてはならない「エネルギー・デバイス・カンパニー」にしていきたいと考えています。
これからGSユアサに参画されるみなさんに期待しているのは「開拓精神」です。ぜひ次代のGSユアサを担うリーダーとなり、当社で力を発揮してほしいと思います。

※内容はインタビュー当時のものです。

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