本日、海洋冒険家の堀江謙一さんが、新西宮ヨットハーバーから米国サンフランシスコに向けて、単独無寄港太平洋横断の航海に出航されました。約2ヶ月半後には目的地のサンフランシスコに到着の予定です。この航海は、1962年の「太平洋ひとりぼっち」から40周年、記念航海として企画されたものです。
　この航海は、"循環型社会への転換"がコンセプトとなっており、航海中の電源についても、このコンセプトにマッチする次世代型のエネルギーの検討がされ、当社に対し、堀江謙一さんから協力の要請があり、クリーンなエネルギー源として当社製の「直接メタノール燃料電池」を提供しております。
　「直接メタノール燃料電池」は、メタノール水溶液を用いて直接、発電を行うことができるため、改質器が不要であり、シンプルかつコンパクトなシステム構成となっており、また、大気や海の汚染とは無縁であるといったことが、堀江謙一さんの"思い"と一致しました。
　当社の開発した「直接メタノール燃料電池」が搭載されているMALT'Sマーメイド3号により、堀江謙一さんが無事にサンフランシスコに到着される日を楽しみにしております。



搭載している燃料電池の詳細は、次頁をご参照願います。