2000年7月25日
環境対応商品シリーズ第3弾 自然エネルギー(太陽光、風力)利用の屋外照明器具
「ハイブリッドソーラーライト」9機種を新発売
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日本電池株式会社(社長: 田中 千秋)は、このたび当社「環境対応商品」シリーズ第3弾として、太陽電池と風力発電機を組み合わせた屋外照明器具「ハイブリッドソーラーライト」3種類9機種を開発し、8月3日より発売いたします。
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地球環境問題対策の一つとして自然エネルギーの活用が大きくクローズアップされており、太陽光エネルギーを利用した「ソーラーライト」を提供してまいりましたが、最近では太陽光だけでなく風力エネルギーについても関心が高まりつつあり、これらを有効に利用できる製品が期待されております。
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今回発売する「ハイブリッドソーラーライト」は、従来の「ソーラーライト」の技術を生かし、風力エネルギーも組み合わせ(ハイブリッド)、自然エネルギーを有効に活用できる環境対応製品です。
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風力発電機は、日本の風況に合わせて微弱風域での発電能力が高い実用的な発電機を採用し、微風での発電を可能にしました。また風切音を抑えた静かな回転により、設置場所の制約が少なくなりました。発電した電力を蓄える蓄電池として専用電池(シール鉛電池)を本体に搭載し、業界初の10年間メンテナンスフリーを達成することで、蓄電池保守費用の低減に大きく貢献いたします。
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照明器具は、用途・使用環境に合わせて3種類を用意。ボックスタイプは環境庁光害対策ガイドライン「あんぜん」に適合し、上方への光もれをカット(上方光束比0%を達成)しています。また真球タイプは、万が一の破損にも安心な樹脂製グローブを採用し、人への安全に配慮しています。ハイウェイタイプは、ハイウェイ形照明灯のイメージを持ち、道路付近の設置に適しています。
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【特 長】
1. | 長寿命蓄電池の採用 |
| 業界初の10年間メンテナンスフリーを達成し、バッテリーの保守費用低減に大きく貢献する専用電池(シール鉛電池)を採用した。
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2. | より広い条件で発電可能 |
| 雨天・曇天・夜間など太陽電池での発電が困難な場合でも、風が吹けば発電が可能で、太陽電池のみの場合に比べてより多い発電量が期待できる。また風の強い地域では、照明の点灯時間が延長できる。
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3. | 日本の風況にマッチした風力発電機を採用 |
| ・ | 微弱風での発電能力が高い5枚羽根を採用した。 |
| ・ | 風切り音を抑えた羽根形状で静かな発電が可能。 |
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強風時には風向きから偏向し風車の回転数を抑える水平偏向式保護機能付。
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4. | 照明器具は用途に合わせ3タイプを用意 |
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ボックスタイプは、環境庁の光害対策ガイドライン「あんぜん」に適合する上方光束比0%とした |
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真球タイプは、万が一の破損でも安全な樹脂製グローブを採用した。 |
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ハイウェイタイプは、ハイウェイ形照明灯のイメージを持ち道路付近の設置に最適 |
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【仕 様】 |
3種類9機種
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【発 売 日】 |
2000年8月3日
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【販売目標】 |
年間 400基
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【 価 格 】 |
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商品一覧
型名 |
照明器具 |
ランプW数 |
点灯時間 |
価格(円) |
SLH2406 |
ボックスタイプ |
18W |
4時間 |
1,100,000 |
SLH2806 |
8時間 |
1,350,000 |
SLH3406 |
32W |
4時間 |
1,350,000 |
SLH2407 |
真球タイプ |
18W |
4時間 |
1,100,000 |
SLH2807 |
8時間 |
1,350,000 |
SLH3407 |
32W |
4時間 |
1,350,000 |
SLH2408 |
ハイウェイタイプ |
18W |
4時間 |
1,100,000 |
SLH2808 |
8時間 |
1,350,000 |
SLH3408 |
32W |
4時間 |
1,350,000 |
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【 写 真 】
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