2000年6月23日
操作性、診断速度、利便性を大幅に改善した
バッテリーアナライザー「MBA−500」を新発売


   日本電池株式会社(社長: 田中 千秋)は、このたび従来のバッテリーアナライザー「MBA−300」の操作性や診断速度を大幅に改善した新商品「MBA−500」を7月上旬より発売いたします。


   近年、カーディーラーやガソリンスタンドでバッテリーの状態を調べる際、判定機の需要が年々増加しています。一方で、バッテリーの状態が単なる充電不足による放電状態なのか、寿命近くになった交換時期のものなのか数値だけでは判断できないため不便との声が多くあります。


   今回発売する「MBA−500」は、バッテリー診断からプリントアウトまでの時間が20秒と、従来品の3分の1に短縮。また、プリンター用ロール紙の状況が確認できるようにスケルトン素材のカバーを新たに採用しました。さらに、診断結果の表示内容を分かりやすくし、前面パネルに国産車と欧州車の適合機種の表をまとめて載せることでバッテリーの規格を簡単に選べるようにしました。
   当社は充電器をはじめ、バッテリーテスターなどの自動車関連機器商品を幅広く販売しておりますが、長年のバッテリー製造販売のノウハウに基づき、バッテリーに対する経験が少ない方でも簡単に充電状態が判断できる本製品を販売することで、安全で快適なカーライフを提供させていただくとともに、バッテリー販売のサービスツールとして展開してまいります。


【特    長】
  1. バッテリーの性能低下の原因を、バッテリーの寿命による「交換時期」なのか「充電不足」なのかを自動判定。
  2. 診断結果をその場でプリントアウト可能。
  3. 設定から診断まで簡単操作
       操作方法を前面のパネルに表示しているので簡単に操作できる。
  4. 欧州車用バッテリー(DIN規格)の診断も可能
       適合機種の表にJIS規格とDIN規格の両方を記載している。
  5. バッテリーの状態に合わせた診断が可能
       バッテリー温度設定(4段階)、バッテリーランク設定(10段階)と細かな環境設定により、バッテリーの正確な状態を判定する。
  6. 車の充電系統の出力電圧を測定できる。

【発  売  日】

2000年7月上旬                          
【  価   格  】

¥80,000
【販売目標】

年間   1万台
【  仕   様  】
型名 MBA−500
外形寸法 高さ200×幅300×奥行200(mm)
質量 約4.7kg
適合電池 DC12V自動車用開放型鉛バッテリー
(5時間率容量 21〜176Ah)
適合車種:DC12V車両
放電テスト: 国産車(JIS形式バッテリー搭載)および
  欧州車(DIN形式バッテリー搭載)
充電テスト: 国産車(JIS形式バッテリー搭載)
駆動電源 測定するバッテリーを電源とする。
(ただし、テスト中、バッテリー電圧が7V以下になると動作停止する。)
駆動電源電圧範囲 DC7V〜17.9V
連続テスト回数
1回 (続けてテストする時は、30秒以上の間隔を開けてテストする必要あり。)
入力耐電圧 DC30V以下
使用温度範囲 0〜40℃
プリンター印刷可能回数 約250回/ロール紙1本
プリンター用紙 感熱式ロール紙(用紙幅:60mm、ロール紙直径:50mm以下)



【  写   真  】
MBA-500




[この件に関する当社担当部門 ]
経営企画部広報グループ    TEL 075−312−1214