�@連結範囲及び持分法の適用の異動状況

連結（新規）　　７社　　持分法（新規）　　０社

連結（除外）　　０社　　持分法（除外）　　１社

�A会計処理の方法　　　　　有

（１）当期の業績の概況

　当期のわが国経済は、政府が打ち出した緊急対策も、景気の回復には繋がらず、金融不安が続く中、企業収益、雇用環境の悪化に歯止めがかからず、２年連続のマイナス成長を余儀なくされました。
　当社グループは、このような情勢のもとで、引き続き積極的な販売施策の展開、新技術・新商品の開発、新事業の強化等に努めましたが、当期の売上高は１，３７２億７千８百万円と前年実績に比べて１１億９千４百万円(０.９%)の減少となりました。
　利益面に目を転じますと、一昨年秋に策定しました中期計画「ＩＧ２１計画」に基き、グループ一丸で合理化・効率化・経費削減をはじめ、徹底したトータルコストダウンの推進に取り組みましたが、単体のみならず、主として昨年度に設立したジーエス・メルコテック(株)の不振などが大きく響き、３０億１千６百万円の営業損失、２９億３千７百万円の経常損失となりました。また、税引後では２１億８千６百万円の純損失となりました。


（２）セグメント別の状況

　蓄電池・電源部門につきましては、自動車用電池、産業電池の低迷、リチウムイオン電池の不振により、売上高は１，１４７億４千８百万円と前年に比べ１３億７千５百万円（１．２％）の減少となりました。
　照明器・特機部門につきましては、施設照明分野の低迷に加え、ＵＶＳ（紫外線照射装置）及び遠紫外線応用分野の液晶・半導体関連設備投資の減少により、売上高は１４４億４百万円と前年に比べ１５億２千７百万円（９．６％）の減少となりました。
　その他部門につきましては、自関連機器が堅調に推移し、また、当期の新規会社である(株)ジーエス情報ネットワークの好調により、８１億２千６百万円と前年に比べ１７億９百万円（２６．６％）の増加となりました。