日本電池株式会社(社長 田中 千秋)は、このたびスポーツ照明用のロングアーク(放電灯発光管の電極間が長い)タイプの「1.0 kW,1.5kW,2.0kWメタルハライドランプ」と2kWコンパクト投光器「グランビーム−L」シリーズ2機種を開発し1月13日から発売致します。
近年、サッカーをはじめナイタースポーツが各地で盛んに行われるようになってきたことに伴い、カラーテレビ放映が増加し、ハイビジョン試験放映も開始されています。
ファッショナブルなユニフォームや、芝生の美しい緑を、昼間と変わらないほどの鮮やかな映像として映し出すためには、良質な照明が不可欠です。
今回発売する高演色・高効率の「ロングアークメタルハライドランプ」は平均演色評価数(Ra:太陽光に近い自然な色を表す指数)が90で、しかも高効率(η=90lm/w以上)の光源なので、スポーツの各シーンを鮮やかに演出することができます。
また、2kWコンパクト投光器「グランビーム−L」は、2kW高演色高効率ロングアークメタルハライド専用として、大規模なスポーツ施設での使用を目的に開発したものです。投光器の前面ガラス径は従来の1kW、1.5kW品と同一サイズであり、2kW高演色・高効率ロングアークメタルハライドランプ用としては業界一の小型・軽量ですから、照明鉄塔などの構造部材や基礎工事費が軽減され、全体設備費の大幅削減を実現することができます。
- [ 特 長 ]
ロングアークメタルハライドランプ
- 1. 高演色で高効率を実現
高輝度放電灯のなかでは平均演色評価数(Ra:太陽光に近い自然な色を表す指数)が90で、(従来の高効率品は65)しかも高効率(η=90lm/w以上)、 寿命は6000時間を実現。競技場の色彩を忠実に表現でき、ハイビジョン放映にも対応可能である。
2. 外球の全長が従来の1.0kW,1.5kW 高効率品と同一サイズ
外球形状をT型バルブ(管形)とし、1.0kW,1.5kW,2.0kW3機種とも外球の全長を従来の1.0kW,1.5kW高効率品と同一にできた。
- グランビーム−L
- 1. 業界一 コンパクトな2kWロングアークメタルハライドランプ専用投光器
投光器の前面ガラス径が1.0kW,1.5kWと同じ大きさの業界一コンパクトな専用投光器であるため、設備費が大幅に削減できる。
- [ 仕 様 ]
- 2kW用投光器 グランビーム−L
型 名 |
適合ランプ |
配光 形式 |
最大 光度 |
材 質 |
塗装色 |
重量 (kg) |
MT600N |
MT2000B・D/BH |
狭角形 |
7900 |
ランプハウス:アルミ押出材 反射板:アルミ 前面ガラス:耐熱 ガラス(保護網つき) |
シルバーメタリック |
約11 |
MT600M |
MT2000B・D/BH |
中角形 |
4000 |
* 全長533mm、全面ガラス径559mm
高演色ロングアークメタルハライドランプ
型名 |
電力(W) |
全光束(lm) |
ランプ効率(lm/w) |
色温度(K) |
演色性(Ra) |
寿命(h) |
MT1000B・D/BH |
1000 |
90,000 |
90 |
5500 |
90 |
6000 |
MT1500B・D/BH |
1500 |
139,500 |
93 |
5500 |
90 |
6000 |
MT2000B・D/BH |
2000 |
190,000 |
95 |
5500 |
90 |
6000 |
*全長390mm、径1.0kWφ100,1.5kWφ120,2.0kWφ120
高演色ロングアークメタルハライドランプ用安定器(200V)
型名 |
定格電圧(V) |
入力電力(W) |
入力電流(A) |
二次短絡電流(A) |
重量(kg) |
MC-1000BDK-PG |
200 |
1100 |
5.8 |
7.0 |
16.0 |
MC-1500BDK-PG |
200 |
1620 |
8.4 |
9.2 |
27.0 |
MC-2000BDK-PG |
200 |
2150 |
11.0 |
12.5 |
37.5 |
- [ 販売目標 ]
-
初年度 |
2kW投光器 |
500台 |
|
1.0〜2.0kWランプ・安定器 |
1000灯 |
- [ 希望販売価格 ]
-
2kW投光器 |
¥146,000 |
高演色メタルハライドランプ・安定器(セット) |
1.0kW |
¥93,000 |
1.5kW |
¥144,000 |
2.0kW |
¥172,000 |
高演色・高効率「ロングアークメタルハライドランプ」
2kWコンパクト投光器「グランビームーL」
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[ この件に関する当社担当部門 ]
- 照明事業部照明営業部 TEL: 075-316-3073
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[ 資料配布 ]
- 1月13日(火)AM11:30 京都経済記者クラブ
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