1997年12月4日

日本電池、三菱商事とベトナムで

オートバイ・自動車用電池

の合弁事業





 日本電池株式会社(社長 田中千秋 )は、三菱商事株式会社(社長 槙原 稔 )と共同で、合弁方式でオートバイおよび自動車用鉛蓄電池の製造・販売事業をベトナムで行うことを11月28日基本合意いたしました。

 ベトナムの自動車市場の成長は、新車・中古車含め年2万台程度の増加とまだ小規模ですが、オートバイは2000年には年50万台の増加になると予測されます。同国は人口約7500万人を擁し、将来の大きな経済成長が期待されるところから、タイと同様アセアンの中心的市場となるものと予測されております。当社は、数年前からベトナムでの事業展開に関し、現地企業との合弁も含めて種々検討してまいりましたが、最終的に三菱商事との合弁事業により、日本資本100%で進出することを決定したものです。




[ 概 要 ]

合弁会社名 GS BATTERY VIETNAM COMPANY LIMITED
政府許可 1997年5月12日ベトナム政府投資許可取得済み
所在地 V.S.I.P.(ベトナム・シンガポール工業団地-ビンズォン省-ホーチミン市中心から北へ約17キロ)
出資者および比率 日本電池(株) 70%
三菱商事(株) 30%
資本金 500万USドル(約6億円)
投資総額 1600万USドル(約20億円)
事業内容 2輪、4輪電池製造販売(含輸出)
工場敷地 約2万平米
建屋 約5,000平米
生産規模
(2003年)
四輪電池40万個/年
二輪電池100万個/年
従業員
(2003年)
200名の雇用を創出
今後の予定 1998年2月会社設立予定
1998年春 工場建設に着手
1999年より商業生産開始
(*備考 )   
現在の保有台数
 
4輪車 約35万台(2000年 40〜45万台を見込む)
2輪車 約350万台(2000年 420〜450万台を見込む)






[ この件に関する当社担当部門 ]

電池生産事業本部事業企画部海外事業管理グループ TEL: 075-316-3100

[ 発 表 ]

12月4日(月)AM11:30  京都経済記者クラブ