2003年12月9日


バス向けバッテリー
「BPシリーズ」に1機種を追加発売



  日本電池株式会社(社長: 村上 晨一郎)は、このたびバス向けバッテリー「BPシリーズ」に新たに1形式を追加発売いたします(11月より全国発売)。
  BPシリーズは、アイドリングストップや高温連続使用などバス特有の厳しい使用環境に配慮した最適設計の高性能バッテリーとして1998年3月の発売以来、ご好評をいただいております。
 昨今、今後進んでいく高齢化社会に配慮したバリアフリー化が推進されております。バスも高齢者や障害者をはじめ、誰にでも乗り降りしやすいノンステップバスやワンステップバスのような低床バスが増えております。低床バスはバスの出入り口の床を低くしたバスのことで、床が低いためバッテリーの搭載場所が狭くなっています。また、都市部以外での普及も期待されていることから、大型バスの車体を活用したタイプから車体の長さを短くした中型・小型タイプへシフトしつつあります。バス向けバッテリーについても、狭いスペースに搭載できて、より高性能なバッテリーへのニーズが高まってきており、これらのニーズに対応すべく、今回は低床バスに主に搭載されているG51サイズを追加発売させていただくことになりました。
 G51サイズは、従来のBPシリーズと同様にハードペーストを採用するなどバスに最適な製品設計を施すことで寿命耐久性を向上させ、当社従来品比で1.4倍の長寿命(40℃重負荷寿命試験)を実現することができました。
 弊社は本製品の開発・販売により「人と環境にやさしい」企業活動をさらに推進いたします。

【特長】

1.長寿命化
       最適グリッドの採用やハードペースト(鉛粉)、ペースト(鉛粉)量の増量により長寿命化を実現した。

2.メンテナンスフリー性能の向上
        ハイブリッド極板構成を採用することにより、液減りや自己放電がしにくい高いメンテナンスフリー
     性能を実現した。

3.高信頼性
        COS方式による極板接続に加え、接続部にHR特殊合金を採用、信頼性が大幅に向上した。

【発売日】         2003年11月

【販売目標】      年間1万5千個

【追加機種】       1形式
                      BP−G51   ¥48,700


【写   真】
   

                 

[この件に関する当社担当部門]
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