2003年9月3日 |
高性能のサイクルサービス用小形制御弁式鉛蓄電池 「SER38−12」を新発売 |
日本電池株式会社(社長: 村上 晨一郎)は、近い将来成長が見込まれるシルバーカー(電動3、4輪車)やミニ電気自動車(EV)市場向けに高性能のサイクルサービス用小形制御弁式鉛蓄電池「SER38−12」を9月9日より量産発売いたします。 シルバーカーやミニEV市場では小形制御弁式鉛蓄電池が主流となっておりますが、使用状況(放電深さや充電状況)が多様化しており、蓄電池に対する長寿命や軽量化などの要求も高まってきています。 本製品は、当社が電気自動車用密閉鉛蓄電池の開発で長年培った技術を取り入れ、特殊合金を使用したハイブリッド極板方式を採用することにより、お客様に安心してご使用いただける信頼性の高いスペックを実現しました。今後はより信頼性の高いシリーズとして展開してまいりたいと考えております。 また、季節や温度など周囲環境に応じて同電池に適正な充電ができるマイコン制御方式の専用充電器「S−SGD2405X」(24V 5A定電流)の販売も合わせて予定しております。 【特 長】 1.ハイブリッド極板の採用による信頼性向上 特殊合金の採用で信頼性をさらに向上させた。 2.長寿命 高密度セパレーターとの併用により、75%放電で600サイクル(弊社の小形制御弁式鉛蓄電池と同等 クラス品比で1.5倍の寿命性能)を実現した。 3.環境を考えた鉛フリー端子の採用 ステンレスと鉛を特殊溶接したステンレス端子を採用した。 4.業界最高クラスの軽量化を実現 環境面や搭載機器への負荷を考慮し、重さ14kgと業界最高クラスの軽量化を実現した。 【発 売 日】 2003年9月9日(量産発売) 【販売目標】 年間1万個 【メーカー希望小売価格】 ¥23,000 【機 種】
【写 真】 サイクルサービス用小形制御弁式鉛蓄電池 SER38−12 |
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