2002年3月26日
中国江蘇省無錫市に100%出資会社 「傑士電池有限公司」を設立 |
日本電池株式会社(社長:田中 千秋)は、中国江蘇省無錫市に100%出資会社「傑士電池有限公司(日本名:ジーエスバッテリー(中国)株式会社)」の設立申請を行い、3月21日正式に営業許可を取得しました。 当社はすでに、天津市に自動車用電池、山東省に産業用電池、上海市に小形リチウムイオン電池、北京市に電源装置の拠点をそれぞれ設立しており、今回の新会社「傑士電池有限公司」は中国における5番目の製造販売拠点となります。 新会社は、海外電池メーカーとしては初めて中国で電気車用電池の製造販売を行います。また、当社は新会社を中国事業の中核と位置づけ、将来の市場環境の変化に対応し、電気車用電池にとどまらず、各種電池の製造販売、さらには調達機能、製品開発機能などを備えていく予定です。 当社の電気車用電池は、バッテリーフォークリフト用電池を中心に運搬車両、電動車両など幅広く展開しており、国内市場では約55%のシェアを誇る商品です。 また当社は現在、日本を中心とする「JIS規格電気車用電池」を製造販売しておりますが、世界市場では欧州を中心に「DIN規格(ドイツ連邦規格)電気車用電池」が急速に普及してきており、一部は中国、アセアン地区にも広がってきております。 今後、世界市場での一層の拡大を目指す当社としては、「DIN規格電気車用電池」の製造販売が必要不可欠と判断、「JIS規格電気車用電池」に加え、日系電池メーカーとしては初めて本格的に「DIN規格電気車用電池」の製造販売を行います。 新会社は最新の設備・技術を導入し、日本製品と同一性能、同一品質の高品質電気車用電池を製造します。販売面では市場環境変化を踏まえ、急速に伸びる中国市場および環境対応などで増加が見込まれるアジア、欧米市場に展開し、世界市場でさらなる拡大を目指してまいります。 【新会社の概要】
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