2001年11月16日
太陽光発電システム用インバータの 使用停止のお願いならびに回収・修理の実施について |
日本電池株式会社(社長:田中 千秋)が1999年11月から2000年4月までの間に製造・販売しました定格出力4.5kWの太陽光発電システム用インバータの一部に、電気部品とプリント基板の間のハンダ付け部分にハンダが十分でないものが混入しているおそれがあり、使用中に当該部分の経年変化により、まれに発煙、発火に至る可能性があることが判明しました。 当社は、お客様の安全第一を考え、対象製品をご使用のお客様に対して、運転をただちに停止していただくようお願いすると同時に、今後安心してお使いいただくために無償で回収・修理を実施することにいたしました。 また、今回の対象製品の一部はキヤノン株式会社に納入され、キヤノンブランドで販売されておりますが、これらについても同様の対応をさせていただきます。 なお、今回の対象製品についてはご購入いただいたお客様が判明しているため、当社もしくはキヤノン株式会社より直接周知徹底するとともに、フリーダイヤルを設け、お客様からのお問い合わせに対応させていただきます。 1.対象商品の概要 |
日本電池株式会社ブランド | キヤノン株式会社への納入分 | |
機種名 | ラインバックFX LBSC-4.5-S3C |
キヤノンソーラーインバーター SI-04 |
製造番号 | S10301-24〜S10303-23 | 99YVC00001〜003VC00049 |
製造期間 | 1999年11月〜2000年4月 | |
対象台数 | 191台 | 144台 |
2.原因 装置内部のプリント基板に取り付けられた電気部品のハンダ付け不良により、経 年変化によって、まれに本部品と基板間にアークが発生することがあり、これが原因 で発煙、発火に至る可能性があります。 3.対策処置 (1)当社の取引先企業および販売代理店を通じお客様に対し、対象製品の運転を ただちに停止していただくお願いをしております。 (2)当社のサービス員がお客様宅を訪問し、対象製品をお預かりして無償で点検と 修理をいたします。 (3)再発防止対策として製造工程ならびに検査方法の改善を図りました。 4.お客様の窓口 (1)日本電池の商品をお持ちの方 |
フリーダイヤル | 0120−812−661 日本電池株式会社太陽光発電推進センター |
ダイヤルイン | 075−312−2661 同上 |
受付時間 | 午前9時〜午後5時 (土・日・祝日を含む) |
(2)キヤノンの商品をお持ちの方 |
フリーダイヤル | 0120−375−701 キヤノン株式会社E事業販売推進部 |
ダイヤルイン | 03−3757−7953 同上 |
受付時間 | 午前9時〜午後5時 (土・日・祝日を含む) |
[この件に関する当社担当部門] 経営企画部広報グループ TEL 075−312−1214 |