2006年5月16日
株式会社 ジーエス・ユアサ インダストリー


自動車、バイクバッテリー兼用充電器「GZCシリーズ」をリニューアル。
再充電機能、IC制御オートタイマーの搭載でユーザーの利便性を向上した
「GZC−850BX」を新発売


  株式会社 ジーエス・ユアサ インダストリー(社長:上田 温之、本社:京都市南区)はこのたび、自動車、バイクバッテリー兼用充電器「GZCシリーズ」の1機種について、IC制御によるオートタイマーの搭載などで、ユーザーがより簡単に補充電できる仕様にリニューアルした「GZC−850BX」を5月18日より発売いたします。

  当社では、一般オーナードライバー向けに自動車、バイクバッテリー兼用の小型充電器「GZC、GXGシリーズ」を2000年9月より販売しております。
  近年、自動車とバイクの両方を所有するユーザーが増加、そのバッテリーをメンテナンスする需要も増加しています。また、冬場や季候が悪い時にバイクに乗らないユーザーもおり、バッテリーが自己放電で劣化する可能性があるため、充電する機会が増えています。
  そのため、今回新たに発売する「GZC−850BX」は、自動車、バイクバッテリーを兼用で使用できる現行機種「GZC−850BD」に機能アップしたもので、従来品では充電時間を手動で設定する機械式タイマーを搭載していましたが、本製品はIC制御のオートタイマーを搭載することにより、今まで一般ユーザーでは判断しにくかった充電時間を全く設定することなく充電できます。充電時間の設定ミスによるトラブルの発生がなくなり、大変簡単にバッテリーを補充電することが可能です。
  また、バイク用バッテリー専用の機能として「再充電機能」を新たに追加いたしました。今までの充電器は、充電がいったん終了すると、ユーザーが再度充電器を設定しないと充電を再スタートすることができませんでした。長期間バイクに乗らないユーザーにとっては充電が必要な時期をユーザー自身で判断して充電をしなければならず大変不便でした。「再充電機能」は、充電器が自己放電などによる電圧降下を感知して自動で充電を再スタートさせる機能のため、バッテリーと充電器を接続したまま自動で補充電が可能となり、大変便利な機能となっております。
  当社は今後もユーザーニーズに合わせた「GZC、GXGシリーズ」を拡充していく方針です。


【特長】
  
1.電圧感知による再充電機能を搭載(バイク用バッテリー専用機能)
       充電器がバッテリーの自己放電などによる電圧降下を感知し、自動で充電を再スタート。
      そのため、バッテリーの充電時期をユーザー自身で判断する必要がなく、長期間搭乗しない
      バイクユーザーにとって補充電が容易になり大変便利。
      ※開放型バッテリーの場合は、液面チェックが必要。

  
2.IC制御によるオートタイマーの搭載
       オートタイマーにより、従来は設定が面倒だった充電時間を設定せずに自動的に充電する
      ことが可能になった。バッテリーと充電器を接続し、充電を開始するだけでバッテリーのサイ
      ズや充電状態などを設定することなく自動的に充電を終了する。

  
3.バイク用から軽自動車、普通車まで広範囲にバッテリーをサポート
     バイク用バッテリー(7〜20Ah)からD31タイプの自動車用バッテリー(21〜80Ah)まで
      充電可能。

  
4.アナログ式電流計の搭載
     充電状態を電流値で正確に表示するアナログ式電流計を搭載している。

  
5.VRLA(制御弁式)バッテリーにも対応
      バイク用バッテリーでは一般的になったVRLA(制御弁式)バッテリー(※)も充電できる。

  
6.小型タイプながらブースト機能を搭載
         冬の寒い時期などエンジンがかからない時、充電器の出力電流によりバッテリーをサポート
       してエンジンスタートさせるブースト機能を搭載している。

   
7.耐久性に優れたコンパクトボディー
          耐衝撃性、耐熱性に優れたエンジニアプラスチックを本体に採用。また、充電クリップを
       収納できるスペースもあり、持ち運びに優れたコンパクト設計となっている。

※VRLA(制御弁式)バッテリーについて
      「負極吸収反応」という原理を用いて、充電中に正極板より発生する酸素ガスを負極板で還元
  することにより再び水に戻します。そのため、補水の必要がありません。

【発 売 日】  2006年5月18日

【販売目標】  5,000台

【メーカー希望小売価格(税込)】  ¥21,000

【写  真】                              GZC−850BX

      

   
                 
[この件に関する当社担当部門]
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