|
2005年10月3日
株式会社 ジーエス・ユアサ パワーエレクトロニクス |
業界トップクラスの薄型ラックマウントタイプ 常時インバーター給電方式の交流無停電電源装置(UPS) 「BM3000−5FNJ/REIN」を新発売 |
株式会社 ジーエス・ユアサ パワーエレクトロニクス(社長:辻村 耕治、本社:京都市右京区)は、常時インバーター給電方式で容量3000VAの超薄型ラックマウントタイプ交流無停電電源装置(UPS)「BM3000−5FNJ/REIN」を10月5日より新たに発売いたします。 本製品は、従来の「BIROS−mini(バイロス・ミニ) FNJシリーズ」に新たに加わるラインナップとして、ラックを占有しない「薄型」にこだわって開発をしました。 近年、企業のIT化が進むなか、新たな業務やサービスの増加に伴って次々とサーバーを増やしてきたことで、企業内のITシステムが分散・複雑化していることが問題となっています。その対策として、企業が所有するすべてのサーバーを統合して1ヶ所に集約化する需要が増えており、サーバーの集約化には、設置面積、運用・管理の効率化の観点からラックマウントタイプが注目されています。 特に、大量のサーバーを所有しているデータセンターでは、設置面積にかかるコストがサービス料金に直接連動するため、狭い面積に多くのサーバーを設置できることが必要となります。 今回発売するFNJシリーズの容量3000VAタイプおよび、すでに販売している容量5000VAタイプは、業界トップクラスの薄型を実現することで、ラックにおけるUPSの占有率を抑え、システム構築の自由度を増すことができます。かつ、UPSの大容量化を実現することで、複数台のサーバーをまとめてバックアップできます。 本製品は常時インバーター給電方式のため、電圧変動の激しい場所でも高品質な電源供給が可能です。 内蔵バッテリーは長寿命タイプ(期待寿命3〜5年)の小形制御弁式鉛蓄電池を採用し、メンテナンスにかかる負担を軽減します。バッテリー交換時はシステムを止めることなく、前面から簡単に交換できます。また、バッテリーユニットを増設することで、長時間の電源供給を可能にし、システムに合ったバックアップ時間の選定が可能です。 標準インターフェースとして、シリアルインターフェース(RS232C)、ネットワークインターフェース(RJ45)、無電圧警報接点端子を標準装備しており、オプションのUPS管理ソフト(パワーバイザシリーズ)との併用により、コンピューターを安全にシャットダウンすることが可能です。また、ネットワークインターフェースはWebサーバー機能を持っており、WebブラウザやSNMP経由で遠隔地からの電源監視も可能です。 【用 途】 サーバー、外部記憶装置(ストレージ)、ネットワーク機器など 【特 長】 1. 業界トップクラスの薄型ラックマウントタイプ 入出力100V仕様では業界トップクラスの薄型UPSで、容量3000VA/2100Wにて高さ2Uを実現。 2.安定した電源供給 常時インバーター給電方式を採用し、電圧変動や瞬時停電などを吸収する。また、サージ・ノイズ・ 周波数変動もシャットアウトし、高品質な電源供給を実現する。 3.前面からのバッテリー交換が可能(長寿命バッテリー搭載) 前面からバッテリーの交換ができる。オプションのメンテナンスバイパス(高さ1U)を搭載することで、 システムを止めることなく交換が可能となる。また、長寿命バッテリー(期待寿命3〜5年)を搭載し、メン テナンスにかかる負担を軽減する。 4.バッテリー診断機能搭載 起動時、および30日ごとにバッテリーの劣化状態を自動判定するほか、劣化時には、ブザーとLEDで 通知し、事前にトラブルを回避する。 5.システムに合ったバックアップ時間が可能(2005年末対応予定) バッテリーユニットの追加により、システムに合ったバックアップ時間の選定が可能。 6.200V対応(2006年初旬対応予定) オプションのトランスユニットを搭載することで、入力電圧200V、出力電圧200V/100V対応が可能。 7.ブラックメタリック、シルバーメタリックの2色を用意することで、システムに合った色の選択が可能。 8.標準インターフェース シリアルインターフェース(RS232C)、ネットワークインターフェース(RJ45)、無電圧警報接点端子を 標準装備。 【発 売 日】 2005年10月5日 【年間販売目標】 初年度1,000台 【標準小売価格】 ¥498,000(本体価格) 【仕 様】
【写 真】 交流無停電電源装置(UPS)「BM3000−5FNJ/REIN−BL」 |
[この件に関する当社担当部門] 株式会社 ジーエス・ユアサ コーポレーション 広報室 TEL 075−312−1214 |