2005年4月1日


ジーエス・ユアサ グループの「化学物質管理ガイドライン」を発行


  株式会社 ジーエス・ユアサ コーポレーション(社長:大坪 愛雄)は地球環境の保全を経営の最重要課題の1つと位置付け、環境マネジメントシステムを導入し、グループ一丸となって環境保全に取り組んでおり、ジーエス・ユアサグループ全体としての化学物質管理の徹底を図るため、「化学物質管理ガイドライン」をこのたび発行いたしました。

 欧州の「RoHS指令」(電気・電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限に関する指令)に代表されるように、製品を取り巻く社会環境は現在大きく変化しており、製品含有物質に関わる規制も増えてきています。国内市場においても、お客様からのグリーン調達要請で規制対象物質を含んではならないことを要求されるようになってきております。ジーエス・ユアサ グループでは、取引先企業に「ジーエス・ユアサ グリーン調達基準書」を発行し、環境保全に積極的な企業から環境に配慮した製品を優先的に調達しています。 

  このような背景から、ジーエス・ユアサ グループ全体の化学物質の運用基準を明確にするため、「化学物質管理ガイドライン」を発行する運びとなりました。
本ガイドラインは、「ジーエス・ユアサ グリーン調達基準書」内にある、納入材料に含まれる化学物質調査の一環として実施していくもので、ジーエス・ユアサ グループが生産および販売する製品を構成する主材料、副材料、部品などに含有される化学物質について、すでに製品に使用が禁止されている物質、近い将来に禁止が決定している物質を禁止ランク物質として明確にするとともに、製品のリサイクル、適正処理の観点で環境保全に著しい影響を与える物質を管理物質とし、ジーエス・ユアサ グループの社内、および主材料、副材料、部品などの購買先に把握と管理の徹底・提示をお願いし、製品の環境品質を向上させることを目的としています。

  弊社は本ガイドラインをサプライチェーンも含めて運用することにより、今後も環境に配慮した、より環境負荷の低い製品をお客様に提供してまいります。

  
                 
[化学物質管理ガイドラインに関する当社担当部門]
 株式会社 ジーエス・ユアサ コーポレーション 環境統括部
 TEL : 075−312−0716  FAX:075−312−0719