ＧＳユアサ、マレーシア合弁会社の経営権獲得、連結子会社化

株式会社 ＧＳユアサ(本社:京都市南区、社長:依田 誠。以下、ＧＳユアサ)のタイの連結子会社である、サイアム ジーエス バッテリー社(本社:サムットプラカーン県、以下SGS社)が、マレーシアの合弁会社であるユアサ バッテリー マレーシア社(本社:ケダ州、以下YBML社)の株式の40%を買い取る株式譲渡契約を2015年5月29日に締結しました。これにより、ＧＳユアサグループのYBML社への出資比率を、これまでの30%から70%(ＧＳユアサの直接および間接出資は54%)まで引き上げ、YBML社の経営権を獲得し、連結子会社化することになりました。

ＧＳユアサグループは1979年のYBML社設立以来、マレーシアにおいて自動車用およびオートバイ用鉛蓄電池を製造・販売してきました。

近年、マレーシア市場では競合メーカーの買収や新規参入による競争が激化していますが、タイで約50年の製造・販売実績を持つSGS社の経営資源やノウハウを活用することなどによりマーケットシェアの拡大を図ります。現在、マレーシアでの自動車用鉛蓄電池事業は約10%のマーケットシェア^※を占めていますが、2018年までにその販売規模を倍増させます。また、オートバイ用鉛蓄電池事業は今後も約35%^※のトップシェアを維持していく計画です。

ＧＳユアサは、今後もアジアにおけるシェアNo.1の維持とさらなる事業拡大のため、アセアン地域におけるグループ拠点間の連携をさらに深め、自動車用・オートバイ用鉛蓄電池だけでなく産業用据置鉛蓄電池についても同地域のお客様に満足いただける製品・サービスを提供してまいります。

※ＧＳユアサ推定