株式会社 GSユアサ(社長:依田 誠、本社:京都市南区。以下、GSユアサ)は子会社である株式会社 いわきユアサ(社長:森野 剛雄、本社:福島県いわき市。以下、いわきユアサ)の本社敷地に1MW出力のメガソーラーを建設し、6月13日より稼働を開始。8月22日(木)時点で、総累積発電量は250,753kWhと順調に運転を継続しております。(いわきユアサのメガソーラーの稼働状況についてはこちらのURLよりご確認いただけます。http://oversight.pvdata.net/IWAKIYUASA_F/index.html)

8月23日(金)には福島県およびいわき市ならびに近隣の関係者の皆様をお招きして、メガソーラー完成お披露目会を開催いたしました。

このメガソーラーは、いわきユアサ本社工場敷地内の遊休地と工場棟屋根に太陽光パネルを配置し、当社製パワーコンディショナを導入、出力容量は250kWを4台並列運転で合計1MWです。発電した電力は経済産業省が推進している固定価格買取制度を活用して、全て電力会社の系統に連系させます。

今回いわきユアサにメガソーラーを設置した理由は、第一に東北地域の発電不足が予想される状況下において、弊社の事業経験が最も生かせる大規模太陽光発電(メガソーラー)を設置し、夏の電力ピークを緩和させること。第二に、いわき市が東北一、年間日照時間が長い条件下で、全面南向き、遮る障害物もなく、最適な日当たり条件が整い効率よく発電することが出来ること。第三に、大規模太陽光発電(メガソーラー)を自ら開設し、システムに関する技術ノウハウを蓄積し、長期のメンテナンスを含めた信頼性を維持するための経験を得ることです。

大震災後のいわき市でメガソーラーを一番初めに稼働させたことは「新たな形」での電力供給に寄与するだけでなく、震災復興のシンボルとなる意義のあることと考えております。

GSユアサグループは太陽光パネルで発電される直流電力を交流電力に変換し、商用系統に連系させるパワーコンディショナのパイオニアです。さらには、設計施工からアフターフォローまでを手掛けるシステムインテグレーターとして、20年近くにわたり実績を積み重ねてきました。また、太陽光発電と蓄電池を組み合わせて停電時や災害時に電気を供給するシステムなど、再生可能エネルギーを有効利用する手段を提供しております。

今後もGSユアサグループはパワーコンディショナや蓄電池を普及させることにより、刻々と変化する電力事情へ柔軟に対応できる社会づくりに貢献してまいります。

メガソーラーの概要
所在地 福島県いわき市好間工業団地24番地9号
敷地面積 約33,000㎡
出力容量 1MW
年間予想発電量 1100MWh
パワーコンディショナ ラインバックガンマ(250kW出力)×4並列

■【写真】 1. メガソーラー全景図

■2. パワーコンディショナ「ラインバックガンマ」(250kW出力)×4並列

※屋外設置のためシェルターの中に4台設置しています

[この件に関するお客様からのお問い合わせ先]
株式会社 GSユアサ 産業電池電源事業部 新エネルギー本部 TEL 03-5402-5828
[この件に関する報道関係からのお問い合わせ先]
株式会社 GSユアサ 広報・IR室 TEL 075-312-1214