写真:代表取締役社長 村尾 修

平素より格別のご高配、ご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、ここに第14期第2四半期連結累計期間(平成29年4月1日から平成29年9月30日まで)の業績や通期の取り組み等について、ご報告申し上げます。

当社グループは、おかげさまを持ちまして、設立から100周年を迎えることができました。これもひとえにステークホルダーの皆様からのご厚情に支えられ、品質を重視した絶え間ない努力により市場で信頼されるブランドを確立できたからこそであると確信しています。当社グループは今後も、二人の創業者の「高品質な製品開発により社会に貢献する発明家精神」、「時代に先駆けて新規事業を開拓するチャレンジ精神」をもって、先進の技術で社会に対して「安心・安全」をお届けしてまいります。株主のみなさまには今後とも温かいご指導とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高は、国内の自動車電池事業において新車用需要が好調に推移したほか、今期決算においては、期初より、パナソニック鰍フ国内鉛蓄電池事業を連結対象に組み込んだ影響等により、1,842億8百万円と前第2四半期連結累計期間に比べて253億9百万円増加(15.9%)しました。当第2四半期連結累計期間の利益は、上記のとおり国内の自動車電池事業が堅調に推移したものの、産業電池電源事業や海外の自動車電池事業において主要材料である鉛価格の高騰により利益が減少したほか、のれん等償却の影響により営業利益は59億86百万円(のれん等償却前営業利益は70億64百万円)と前第2四半期連結累計期間に比べて11億87百万円減少(△16.6%)しました。経常利益は、急激に円高が進行した前第2四半期連結累計期間に対し、当第2四半期連結累計期間は為替が安定的に推移し、為替差損益の改善が見られたものの、上記の営業利益の減少に伴って64億47百万円と前第2四半期連結累計期間に比べて2億2百万円減少(△3.0%)しました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、海外関係会社の留保利益に対する繰延税金負債計上に伴い税金費用が増加したことにより25億49百万円(のれん等償却前親会社株主に帰属する四半期純利益は37億17百万円)と前第2四半期連結累計期間に比べて15億61百万円減少(△38.0%)しました。

自動車電池事業(国内)においては、欧州統一規格(EN)電池の新車向け販売および収益性の高いアイドリングストップ(ISS)車用鉛蓄電池の新車、補修向け販売拡大に取り組んでまいります。
自動車電池事業(海外)においては、特に、自動車用鉛蓄電池において、アジアに加え、中近東、北アフリカ、欧州等での拡販を図ってまいります。これらの地域については、2015年に資本参加したトルコのInci社(※)にて、UAE、ウクライナ、エジプトの3カ所に販売事務所を順次開設し、販売促進を進めてまいります。

産業電池事業においては、コスト構造の見直しおよび組織の最適化等による収益性の改善を進めるとともに、国内外における電力貯蔵用蓄電システム等の市場である鉄道、建機、通信、住宅向けに、最適な産業用リチウム関連商品を開発し、市場開拓、市場投入を進めてまいります。

車載用リチウムイオン電池事業においては、品質最優先の取り組みを継続し、コスト低減と性能向上に取り組み、さらなる収益改善を進めてまいります。また、各事業部と連携し、グローバル目線で車載・産業市場における製品、販売戦略の検討を進め、市場環境の変化に対応してまいります。
(※)正式名称:Inci GS Yuasa Aku Sanayi ve Ticaret Anonim Sirketi

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