当社グループは、サプライチェーンとともに、持続可能な社会の
実現に貢献します。

主な調達活動

当社グループでは、取引先様に対して、コンプライアンスやCSRに関する学習ならびに指導、製品含有化学物質管理や紛争鉱物対応などの各種調査、グリーン調達などに取り組んでいます。また、取引先様の業績向上活動(改善支援活動)や品質改善に係る勉強会、講演なども開催しています。

サプライチェーンを通じたより良いパートナーシップにより、取引先様と当社グループの相互の業績向上や事業リスク低減を推進しています。

調達基本方針
取引先様との相互理解と信頼関係に基づく、より良いパートナーシップの構築に努め、
取引先様と当社グループの業績向上を目指します。

生産状況説明会の開催

GSユアサでは、主要取引先様に対して、当社グループの経営方針、年度事業方針、調達基本方針などを理解いただき、相互理解を深めて信頼関係を強化するために、経営陣による生産状況説明会ならびに懇親会を毎年開催しています。また、昨年度の取引実績において、品質、価格、納入体制などに対して特別に優れた貢献をいただいた取引先様を表彰しています。

品質と安全衛生の確保

当社グループでは、部品および原材料の供給元である取引先様を含めた品質向上活動と安全衛生活動を推進するために、必要に応じて、取引先様のニーズを反映した品質指導や安全衛生パトロールなどを実施しています。品質向上活動については、当社グループへの納入品に対する品質不適合の目標値や実績値を取引先様と共有した上で、取引先様とともに納入品の品質改善に取り組んでいます。(2017年度目標値:27件[(株)GSユアサ(以下、GY)]、1.17% [(株)ジーエス・ユアサ テクノロジー(以下、GYT)])

このような活動は、サプライチェーンを通じた強力なパートナーシップを構築し、お客様で使用する製品の品質と取引先様の安全衛生を確保するための重要な取り組みであると考えています。

品質不適合発生の推移

グラフ:品質不適合発生の推移

期間 : 4月〜翌年3月

写真:取引先様に対する品質指導

取引先様に対する品質指導

紛争鉱物( コンフリクト・ミネラル) 問題への対応

当社国内グループの生産部門では、毎年、紛争鉱物※1対応として、EICC/GeSI帳票※2による調査を取引先様に対して実施しています。サプライチェーンを通じて精錬メーカー様まで遡及した上で、紛争鉱物に関与するサプライヤーがないことを確認しています。当社海外グループ生産部門でも、紛争鉱物調査を継続的に行っており、2016年度には紛争鉱物に関する対応方針を制定して、本方針を海外関係会社に展開しています。

※1
コンゴ民主共和国およびその周辺諸国において、非人道的行為を繰り返す反政府武装勢力が資金源としているタンタル、スズ、タングステン、金とその派生物を指す。
※2
EICC/GeSI帳票(EICC:Electronic Industry Citizenship Coalition、GeSI:Global e-Sustainability Initiative):紛争鉱物問題に取り組む組織であるEICCとGeSIが紛争鉱物の含有を調べる手段として活用を推進している調査フォーマット
紛争鉱物に関する対応方針の概略
  • 紛争鉱物を調達、使用しない。
  • 紛争鉱物を調達、使用していると判明した場合は、海外拠点およびサプライヤーと連携して使用回避に向けた活動に取り組む。
  • 紛争鉱物の使用調査を継続的に実施し、購入元情報が開示されず、紛争鉱物を調達、使用していることが懸念される場合には、購入元情報の解明に取り組む。

グリーン調達活動

当社国内グループでは、「グリーン調達基準書」に基づいて、以下の事項を取引先様に要請しています。

取引先様への要請事項
@環境マネジメントシステムの運用
A納入品に含まれる化学物質調査
B木材伐採の合法性確認
CCO2排出量の把握および削減への取り組み

Aについては、EU規制(REACH規則、RoHS指令等)に代表される、各国法規制に対応した「化学物質管理ガイドライン」に従った環境負荷物質の調査を依頼しており、顧客ニーズで指定される個別の化学物質の調査についても対応要請を行っています。

グリーン調達に係る取引先様への要請事項については、対応状況の確認や監査などにより、その適切性を評価しています。グリーン調達基準に適合した物品を納入できる取引先様と優先的に取り引きすることで、サプライチェーンを含めた環境負荷の低減を推進しています。

GSユアサのグリーン調達について、詳細はこちらをご参照ください。

取引先様における環境マネジメントシステムの導入状況(2016年度、取引金額ベース)

グラフ:購買先様における環境マネジメントシステムの導入状況

CSR調達活動の推進

当社グループでは、取引先様に対して、QCDE(品質、コスト、納期、環境)に係る項目を含めたサプライヤー評価を行っていますが、今後は、サプライチェーン全体で社会的責任を果たすことを目的に、CSRの要素を追加した取引先評価を行っていきます。そのために、当社グループのCSR調達ガイドラインを取引先様と共有し、相互協力のもとCSR調達の推進に努め、新規取引では当社グループのCSR方針にご理解をいただける取引先様と優先的に取り引きする活動を推進していきます。

2017年度の生産状況説明会では、取引先様へのCSRの取り組み強化とCSR調達への協力を依頼しており、今後、取引先様に対するCSR対応状況を調査し、調査結果の分析・評価結果に基づきサプライチェーンにおけるCSRリスクを把握することを計画しています。