信頼されるメーカーとして、お客様の満足度向上と安全性の確保に取り組んでいます。

安全性と品質の重視

品質基本方針

当社グループは、「GS YUASA品質基本方針」に基づき、グループ全体でお客様に提供する製品とサービスの質向上を目指した活動を推進しています。

品質基本方針
GS YUASAは、企業理念の実現に向け、「ものづくり」を研鑽し、
お客様を第一に考え、製品とサービスの質向上に努めます。

全社品質マネジメントによる品質と安全への対応

当社グループは、常にお客様に信頼されるメーカーであり続けるため、お客様視点での「ものづくり」の追求と製品・サービスの質向上に努めています。

そのために、ISO9001をベースにした「GSユアサ品質マネジメントシステム」を定め、事業部門を横断した品質マネジメント体制を経営トップ主導で推進しています。製品・サービスの品質は、品質担当役員である取締役を委員長とした「品質統括委員会」で毎月審議され、迅速に対応しています。2018年度の品質統括委員長は、株式会社GSユアサ取締役の山口義彰です。

「ものづくり」を追求する取り組みの中で、全従業員への品質教育の提供や全社改善チーム活動の推進を通じて、従業員の品質意識と品質管理の知識・力量を高め、製品・サービスの質向上につなげています。

このような活動が日本科学技術連盟に評価され、産業電池電源事業部産業電池生産本部は品質管理の実践などにより成果をあげた個人や企業に贈られるデミング賞を2015年度に受賞しました。

品質マネジメント体制

図:品質マネジメント体制

トップ巡視活動

当社グループでは、国内の工場や支社などを中心とした経営幹部の現場巡視活動を計画的に実施しています。トップ巡視活動とは、経営幹部がトップマネジメントの一環として、現場のありのままの姿を把握し、現場で働く従業員と対話を行う取り組みです。 仕事の「質」を切り口にして、安全、品質、環境などのテーマに対して、実際の活動状況や課題などを経営幹部と共有し、意思疎通を図っています。現場担当者や若手管理職が現場の課題や活動状況を報告することよって、経営幹部との意見交換の場となっています。

お客様満足の向上を推進

当社グループは、お客様からの製品やサービスに関するご意見、ご提案、苦情などを「お客様の声」として大切にしています。当社グループでは、メールでのお問い合わせに加え、お客様相談室に寄せられる「お客様の声」から製品やサービスの改善を行っています。2017年度からは、お問い合わせ内容に適した受付窓口にダイレクトコールする音声ガイダンスを採用した対応を開始して、お客様の利便性向上に取り組んでいます。

なお、お客様から頂戴した苦情の件数は、過去5年間では減少傾向で推移しています。
今後も、「お客様の声」を真摯に受け止め、お客様満足のさらなる向上に努めます。

お客様相談室へのお問い合わせ件数

図:お客様相談室へのお問い合わせ年間件数

お客様からの苦情件数

図:お客様からの苦情件数

GSユアサ お客様相談室 当社グループの製品に関するご質問やご相談を承っています。
フリーダイヤル 0120-43-1211 受付時間 : 9:00〜17:30(土日祝日や当社所定の休日を除く)、日本国内のみ対象

製品安全への取り組みと迅速な情報の伝達

当社グループの製品は、電気エネルギーを蓄積、制御、変換するため、製品の安全性確保を重要な課題として位置付けています。

そのために、製品安全統括委員会を中心とした全社的な組織体制を構築して製品の安全性を確保する活動を推進しています。各事業部門では、製品安全規格への適合に加え、製品の使用環境や経年劣化時の安全性を考慮した製品開発を行うために、FMEAやFTAなどを活用した製品実現プロセスを強化しています。また、製品の不安全事象に対する情報を日常的に収集し、経営トップに遅滞なく伝達することで、迅速な市場対応を行う体制を構築・運用しています。

今後は、品質工学や製品安全などを指導できる人材の育成や製品安全情報の積極的な開示を推進し、“信頼と品質のGS YUASA”を目指します。

GSユアサの製品安全活動フロー

図:GSユアサの製品安全活動フロー

従業員の品質意識向上

当社グループは、品質基本方針に基づく品質意識を全社に定着させるため、従業員の品質教育に取り組んでいます。品質管理の能力レベルと職群階層に応じて体系化した品質教育プログラムにより、全社員が業務内容と経験に合わせた教育を受講するしくみを運用しています。

また、2008年度からは新入社員に対する品質基礎教育を義務化し、品質管理の知識レベルをQC(品質管理)検定の受検結果で評価しています。2017年度は、QC検定1級から4級を合わせて276名が合格し、全社のQC検定の累計合格者数は2,183名となりました。当社グループは、従業員の品質意識向上と知識取得に向けた品質教育を重要課題として取り組むことにより、品質損失の減少に寄与する活動を推進しています。

品質教育 体系図

図:品質教育 体系図

品質教育の講座数と参加数

品質管理
知識レベル
2016年度2017年度
講座数受講者数講座数受講者数
入門61619230
基礎2269224504
応用7179777
合計351,03240811

QC検定 累計合格者数

図:QC検定 累計合格者数

「ものづくりエキスパート」教育による品質管理人材の育成

当社グループでは、設立100周年を契機に、当社グループの品質基本方針に掲げる「ものづくりを研鑽」できる人材を育成することを目的に、2017年10月より「ものづくりエキスパート」教育研修会を開始しました。

本研修会では、主に設計開発で必要な管理技術を習得し、それを実践できる能力を持つ人材の育成を目指しています。本研修会の受講生は、1年の研修期間を経てエキスパートとなり、その知識と経験を活用して職場での品質改善の中心メンバーとなることが期待されています。